アジアの多くの国々では人口の過半数が農業に携わっている。大地を耕し、雨を待ち、天からの恵みを刈り取る。数千年続く人の営みの原点、農に生きる人々の姿を集めました。
 

刈り取った稲を牛に踏ませて脱穀する。雲間から顔を覗かせた夕陽が神々しい光を放っていた。(ミャンマー2013)
 

ミャンマーの女たちは働き者だ。すげ笠をかぶった女たちが、おおぜいで畑を耕していた。(ミャンマー2013)
 

麦畑で働くラバリ族の夫婦。ラバリ族には夫が妻の実家へ引っ越す「婿入り婚」の伝統があり、新郎は財産を全て装飾品に替える。(インド2015)
 

ソープという作物を収穫するガラシア族の女性。ソープの種を乾かしたものが食堂で食後に出てくる清涼剤のフェンネルである。(インド2015)
 

インド随一の穀倉地帯であるパンジャブ州は、緑色の州だ。だだっ広い小麦畑の緑と、マスタード畑の黄色い花が交互に並び、用水路を流れる透明な水がそのあいだを満たしている。目が覚めるような鮮やかな景色だった。(インド2012)
 

THE BOOMの「島唄」に出てくる「ウージの森」ってサトウキビ畑のことだったんですね。僕もインドの「ウージの森」で、あなたに出会いましたよ。(インド2015)
 

青空の下で稲わらを積み上げる男。収穫の季節の風物詩だ。(インド2012)
 

ミャンマーの農村では、いまだに牛の力が欠かせない。二頭の牛が引いているのは重い石のローラー。(ミャンマー2013)
 

麦畑に肥料をまく男。ヒンドゥスタン平野に広がるウッタルプラデシュ州は小麦の生産が盛んだ。(インド2016)
 

牛を使って畑を耕していた男。もともとは純白だった服は、長年の畑仕事ですっかり汚れている。(インド2016)
 

タミルナドゥ州の水田で代掻きを行う男。牛やトラクターで下地を作ったあと、男が棒を引っ張って田んぼをなだらかにしている。(インド2016)
 

小さなクワを手に畑を耕す男たち。ただ立っているだけでも汗が噴き出してくるような暑い土地での農作業は重労働だ。(インド2016)
 

カルナータカ州でトマトを収穫する男。ビニールパイプで少しずつ水を染み出させることで、水の使用料を抑えている。(インド2016)