田んぼに肥料をまく男。穀物の大量生産を可能にし、インドの農民を貧困から救った「緑の革命」は、化学肥料の大量投入によってもたらされたものだ。
 

真鍮製の器を作る職人。炎にさらして表面を焼いたあと、濡れた新聞紙で表面を磨き上げていく。
 

養鶏場で働く男。たくさんの鶏の中から、出荷する鶏を無造作にピックアップしていく。元来ベジタリアンが多かったインドでも、経済発展に伴って肉を食べる人が急増している。
 

織物工場で働く男。白くて薄い生地は、染色を施してサリーに加工される。
 

織物工場で白い布を作る男。ムスリム住民が大半を占めるこの町では、働く人々の多くがイスラムスタイルの服を着ている。
 

籾殻の吹き分けを行う男。風のある日に脱穀した米を風にさらすと、軽い籾殻や藁は風に乗って運ばれるが、密度の高い米粒は直下に落ちる。至極単純な方法が今もなお行われている。
 

タマネギ畑を耕す女性。インドのタマネギは小ぶりで、生で囓っても美味しい。
 

籾殻を風に晒して「吹き分け」を行う女。
 

レンガ工場で働く女。レンガは建築資材としてインド全土で使われている。