インド南部アンドラプラデシュ州にあるトウガラシ専門市場はとてもカラフルな場所だ。インド料理に欠かせない真っ赤なトウガラシを床一面に広げて、まんべんなく乾燥させている。辛み成分のカプサイシンが空気中に飛散する強烈な仕事場だが、男たちはマスクも着けずに働いていた。当然のことながら、僕はクシャミと涙が止まらなくなった。

 

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india18-26226インド中部マハラシュトラ州の港で漁船を洗っている男たち。ド派手な原色で塗られた船体が水面に反射して、複雑な模様を作り出していた。船のスピードが落ちないように船底をきれいに洗うのは、漁師たちの日課だ。

 

india18-12630インドの街角には、何者かよくわからない人がいる。ラッパを吹き鳴らしながら、牛と共に歩く男は「聖なる動物・牛に寄付をして功徳を積みましょう」と呼びかけているようだ。物乞いと芸人の中間のような存在だろうか。

 

india18-19133インドの行商人が自転車に積んで売っていたのは、カラフルな毛布だった。茶屋でチャイを飲んで一服した後、別の町へと移動する。濃すぎる顔のおっさんが何気にファッショナブルだったりするのが、インドの意外性だ。

 

india18-20142インド南部タミルナドゥ州で行われていたお祭りで踊る男女。4人はプロのダンサーだが、インドでは珍しくサンバ・カーニバルのような露出度の高い衣装を着ていた。3人の女性はいずれもふくよかな体型で、激しく踊るたびにお腹の肉がぶるぶると揺れていた。

 

india18-07111インド南部オリッサ州で収穫した米を天日干しする女たち。保存性を高めるために米を乾燥させるのは、村の女たちの仕事だ。色とりどりのサリーに身を包んだ女たちが、深く腰を曲げて地面に米を広げている。

 

india18-11467インド南部アンドラプラデシュ州の市場で野菜を売る女性。トマト、ジャガイモ、カリフラワーといった定番の食材が、1キロ10〜20ルピー(15〜30円)ほどの安い値段で売られている。おばさんのサリーもカラフルで目を引く。

 

india18-22274インドの市場で野菜を売る男。ニンジン、カリフラワー、トマトといった定番食材とともに、大量のショウガ(左上)が積まれている。ショウガはカレーにも入れるし、チャイにも入っていることが多い。刺激的なインド料理の名脇役だ。

 

india18-26367インドの市場で売られているカラフルな豆。ベジタリアンが主流のインドでは、豆は主要なタンパク源。種類も豊富だ。グリーンピースやひよこ豆、発芽済みの豆など、色とりどりの豆が食卓を彩る。

 

india18-28404インド中部マハラシュトラ州にあるトマト畑で働いている女性。トマトが上に生長するように誘導する紐を結びつけていた。この「誘引」と呼ばれる作業は、大きくて美味しい実にするために欠かせないという。

 

※ 講演会「旅と写真で生きていく」+「写真教室ステップアップ編」を10月28日(日)に大阪で開催します。初めて訪れたラダックについてお話しするほか、この17年をあらためて振り返り、僕が旅から得たもの、写真から学んだことをお伝えします。旅と写真を仕事にするための実践的な方法も披露します。

 後半の「写真教室ステップアップ編」では「心を揺さぶる写真を撮る!」をテーマに「人の笑顔を引き出す方法」や「感性の鍛え方」を伝授します。デジタル写真に欠かせないRAW現像&レタッチ講座と、写真の講評会も。