帰国報告会と同日に開催した「写真教室・初級編」は、おおぜいの方にご参加いただきました。ありがとうございました。感想も続々と届いています。その一部をご紹介します。

 

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参加者の感想

先生の作品はオンライン上で見ているだけでしたが、実際にお会いして旅の話、その国の事情、人々の生活環境を聞き、そして写真教室を勉強させていただき、あらためて先生の写真が好きになり、また多方向から作品を見ることができるようになり、これからの旅の写真がさらに楽しみになりました。
写真教室では光の使い方、構図の取り方など、実際に撮られた作品で説明してくださり、とてもわかりやすくこれから自分で写真を撮るときにすぐにでもチャレンジできそうです。
教室の中で先生は枚数を気にせずにたくさん撮れば良いと言っていました。
いまだ聞く「フィルムの頃は丁寧に撮っていた」
「デジタルは枚数を気にせずたくさん撮れるので雑になる」
デジタル写真での「一枚撮り」でのこだわり
これらの意見には違和感はあるものの否定はしていなかったのですが写真表現では大した問題ではないのだと確信しました。
先生の旅の写真に写る人々は労働し1日に必要なだけの糧を得るというようなシンプルな生き方で厳しい労働、生活環境の中であっても皆ハツラツとした顔をしています。私には生きる喜びを感じられます。
当然生きているのだから喜怒哀楽があり、発表されている作品の顔だけではない表情があって当然で、まして被写体と撮影者は見識のない他人同士、警戒心もある。
先生はいわゆる「ボツになった写真」まで見せてくれたのですが、そこには被写体との縮まっていく距離感、過程を見ることができました。
奇跡的な1枚の裏側には刻々と変化する被写体の表情や光量、構図など膨大なデータがあるのだと思いました。
その中から1枚を選び効果的に表現する写真編集もこだわりなく取り入れたいと思いました。
先生の写真教室で今まで少しだけこだわっていたことが消えて、もっと自由に写真を楽しみたいと思いました。
(臼井さん)

 

被写体にしたい風景、人物と出会っても、その時感じた気持ちを表現出来る写真がなかなか撮れないな~、私には無理だな~なんて思ってたのですが、まずは教えていただいた、光や構図を考えながらダメ元で沢山撮してみようと思いました。そして、いつも後回しにして結局そのままになってた写真を、選択して、自分の偏愛を見つけていきたいなと思います。
(大川内さん)

 

ここ数年撮ることがどんどん好きになってきているのですが、撮りたかったものと撮れたものが違いすぎてがっかりしてばかりです。
写真教室という文字が目に入り、三井さんの撮り方が知りたくて参加しました。
『本物の色、というものはない』というお話が特に面白かったです。目から鱗でした。
実は私も、こんなの実際にある?と思うような色の写真は邪道じゃないんだろうかと思っていた口で。
勘違いしていました。
プロの写真家が撮るものは“作品”で、それは“表現”なんだということがよく分かりました。
“表現”する為に撮る段階で相当計算されているということも。
私が撮ってきたものはただシャッターを押しただけのもの、記録のようなものでしたね。
表現とまではいかなくても、もう少し撮りたいものに近づけたい。
撮りたいものに思い切って寄る、逆光時には露出補正を使う、とりあえずこの二つ、
今度カメラを持った時に意識してみようと思います。
(八木さん)

 

初めて写真教室なるものに参加してみたので、どんな内容なのかとても楽しみでした。構図や光源については何となく意識していましたが、RAW現像や補正にはかなり衝撃を受けました。
私のまわりにRAW現像を行っている人は…おそらくいないのではないか!?
私の使用しているカメラにはRAWで記録する機能はなく、PCはLENOVOで、さらにはこれからさしたる撮影旅行の予定もないというありさま。カメラやPCの購入は今後の課題にしたいと思います。
ここ数年、年に一度、一週間ほどの旅行でフォトブックを作るのを毎年恒例にしております。最近はフォトブックを作るために旅に出ていると言ってもよいほどです。
フォトブックは色が悪いのが残念なのですが、三井さんの話を伺ってもともとの写真の色が悪かったのかもしれないと思い当たりました。次の旅にはちょっとだけカメラをグレードアップしたいなぁと思いました。
(宮下さん)

 

ご自身の作品をもとに、撮影の時どのようなシチュエーションだったのか、目の前の人とどういうやり取りがあったのかをお話しいただいたことで、写真から三井様の『旅の空気感』を感じることができましたし、作品を見ただけの場合とは異なるもっと奥行きのある楽しみ方ができました。
また、同じくご自身の作品をもとに、構図や光、表情をどう引き出したのかをご説明いただくことで、その写真をなぜ素晴らしいと感じるのかを分析的理論的に理解することができました。お話しいただいたポイントを頭に置いて写真をみることで、写真を理論的にみる『写真の見方』の一つを知ることができて、写真を鑑賞する楽しみも増えました。写真を撮るときもポイントを頭に置いてとってみようと思います。
私も、写真を撮って次回会ったときに写真を渡すのが好きなので、どうせなら素晴らしい表情を撮って喜んでもらえるように、今後もご鞭撻いただければと思います。
(久保田さん)

 

インドで撮られた写真の、人物や状況の圧倒的で印象的な表現力、そして旅のお話に、とてもひきつけられました。
その場の構図や光の選択、色彩等々、写真の技術や感性が凄いなと思いました。
又、撮りたいと思った人達へのアプローチ、関係の持ち方、表情を引き出す力、瞬間の捉え方が、今までの私の有る意味、コンデジでシンプルに撮っていたものと(比べるのもおこがましい、素人の私ですが)写真の深さの違いに驚き、とても刺激を受けました。
本当にありがとうございました。
(中澤さん)

 

非常に有意義な時間を過ごすことができました。
私にとっては、あっと言う間に終わったという感じでした。
報告会&教室の中では、人物写真の基本的な技術をはじめとして、旅や人生についても学んだ気がします。
素晴らしい「写真」というのは、見知らぬ土地で、自分の心と地元の人々や環境との共鳴の中で生み出されること、
また、それは予期できぬものであり、旅や人生の喜びとも一致すること、そういった力強いメッセージを受け取りました。
(高島さん)

 

写真教室は、すごい勉強になりました。今までは自分でそれなりに好きなように撮ってて、で、それ以上になれなくて、でも、写真好きだから、続いていたけど、三井さんの写真に対する姿勢とか、技術的なこと、光を捉える!とか…聞いて、ちょっとステップアップするんじゃない?!(≧▽≦)とか思って次の写真、撮りに行くのが楽しみです!
(浦田さん)