立派なヒゲとたくましい胸毛。
インドで出会った渋イケメンの多くは、こうした男らしさの象徴を豊かに備えていた。ユニセクシャルでフェミニンなつるっとした男性は、少なくとも南アジア圏では需要が無いようだ。
ヒゲも胸毛も生えていない僕のような男は、渋イケメンにはなれそうになかった。
 

パンジャブ州に住むシク教徒の男たちは長く伸ばしたヒゲとターバンが特徴的だ。乾いた土地にユーカリの木を植樹することで、土壌の保水力を高め、農耕に適した土地に変えている。
 

パンジャブ州に住むシク教徒のリキシャ引き。愛車はずいぶん長いあいだ乗られて、ボロボロになっていた。
 

インドの伝統的な砂糖菓子パタサを作る職人。なんて無駄にカッコいいんだ!
 

スイーツを作る白髪の職人。インドのお菓子は砂糖と牛乳を原料にした激甘なものが多い。
 

鋳造工場で働く男。それにしても立派な胸毛だ。
 

作ったばかりのアルミの部品を手にした職人。
 

ムスリムが被る帽子を売るお店。店主自らがモデルとなって、伝統のスタイルをアピールしてくれた。
 

井戸水を汲むグジャラート州の男。
 

バナナ専門の市場で店番をする老人
 

ナイトマーケットで野菜を売る男。昔ながらの天秤で重さを量っている。