国道沿いにある小さな自転車屋の店先で、日向ぼっこをするご主人。
もう85歳を超えていて、杖無しには歩くこともできないが、自転車修理の仕事だけは続けているという。昔からのなじみのお客が一日に何人かやってくるのだ。
今日は古いママチャリのスポークを交換した。これはひと仕事だった。でも誰も急かさないから、自分のペースでゆっくりやっている。
「どうせあと1年で店を閉めるからな。ここら辺が潮時じゃ」【愛知県名古屋市】
Japan (2010)