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Taungoo , Myanmar ( 2004/2)
 ミャンマー人の生活は仏教と共にある。人々はお布施や喜捨によって僧侶の生活を支えるだけでなく、ほとんどの仏教徒が一生のうちに一度は出家してお坊さんになるのだという。
 出家の儀式が終わり、剃髪を済ませた少年僧は、僧院に入って出家生活を送ることになる。毎日近所の家に托鉢に回り、先輩僧から勉強を教えてもらう。普通は1週間程度で「体験出家」は終わるのだが、中には何年も寺に預けられて大きくなる子供もいるという。