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イスラム国ではどこでもそうなのだけど、バングラデシュで女の子を撮るのはなかなか難しい。カメラを向けると顔を背けてしまう子が多いのだ。
サンティという名前の13歳の少女が他の子と違って気軽に写真を撮らせてくれたのは、彼女がヒンドゥー教徒だったからなのだろう。家の外にヒンドゥー教のほこらのようなものがあって、彼女はそこに水に浸した生花を供えていた。インド映画の女優のように美しい少女だった。
彼女は僕を家に招待してくれて、お茶とクッキーでもてなしてくれた。美少女に親切にされるなんて滅多にはないから、つい嬉しくて長居してしまった。 |
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