絶景や世界遺産を訪れることがほとんどない僕でも、何気ない風景の中になんとも言えない「インドらしさ」を感じてシャッターを切ることがある。
街角と人の営みが渾然一体となって、独特の雰囲気を作り出す。こうしたインドらしさの断片が、見ている人にもうまく伝わればいいんだけど。
インド西部グジャラート州には「チャカラ」と呼ばれる独特の乗り物が走っている。大型バイクに荷車を引かせる三輪車で、十人以上の乗客を乗せて走ることも可能だ。(インド2016)
グジャラート州スーラトには古い長屋風の集合住宅が並ぶ一角がある。それぞれの家族の表情が垣間見られて面白い。(インド2016)
聖地バラナシに朝日が昇る。ガンガーの水で沐浴するのは、ヒンドゥー教徒にとって大きな喜びだ。(インド2016)
夕暮れ時のガンガーと、水浴びを楽しむ水牛たち。(インド2016)
インド南東部プリーの漁村に住む子供たち。手製のイカダを海に浮かべて遊ぶつもりのようだ。(インド2016)
グジャラート州バウナガールの街角。日暮れ間際の街を歩く人々。(インド2016)
バラナシ郊外。ガンガーに架かる鉄橋の上を長い貨物列車が渡っていた。(インド2016)
ありとあらゆる隙間(ニッチ)に進出するのがインドの商売人魂だ。建設中のハイウェーの橋桁の下で商売をしている男。こんな辺鄙な場所に、ほんとに客が来るのかは謎だったけど。(インド2016)
グジャラート州アンバジの旧市街。古びた街角に佇む野良牛。(インド2016)
カロム(キャロム)で遊ぶ子供。おはじきとビリヤードを足して二で割ったような遊びカロムは、インドをはじめとする南アジア圏ではとてもポピュラーな遊びだ。(インド2016)
グジャラート州沿岸部にある農村で見かけた巨大な旗。風にはためく姿が印象的だ。(インド2016)