いま、本当に伝えたいことを、生きた言葉で語りたい。
年に一度の特別なトークライブ「三井昌志・帰国報告会」と「写真教室・初級編」を6月18日に名古屋で開催します。
今回の報告会でお話しするのは、ミャンマー、バングラデシュ、インドの3ヶ国について。披露するエピソードは、ツイッターやブログに書いていない新鮮なネタがほとんどです。
3年ぶりに訪れたミャンマーは、大きな変化の途上にありました。経済発展著しい都市部には次々と新しいビルが建設されている一方で、田舎には昔ながらの素朴な暮らしが残っています。旅の後半には山岳地帯をバイクで越えて、国際問題にもなっているロヒンギャ族の村々を訪れました。市民権を奪われ、移動の自由を許されないロヒンギャの人々からは、差別され続ける者の怒りや憤りと共に、「それでもこの土地で生きていく」という強い決意を感じました。
次に訪れたバングラデシュは世界屈指の人口密度を誇る「人の国」。それでいて訪れる旅行者も少なく、ニュースでも取り上げられることのない「知られざる国」でもあります。そんなバングラデシュは実は(少なくとも僕にとっては)とても魅力的な国です。それは人力に頼った仕事ぶりが目を引く、働き者の国だから。人が生きているというエネルギーが感じられる写真をたくさんご覧いただきます。
インドは今回で5周目。バイクで累計8万キロを走破し、すっかりインド旅のベテランになってしまいましたが、それでもまだインドは謎だらけ。新鮮な驚きに満ちています。そして忘れてはいけないのが「渋イケメン」たち。今回も渋くて魅力的な男たちの姿をたっぷりとご紹介します。普通の日本人がインドに対して抱く「怖い」「汚い」「カレー」という3Kのイメージを覆す、親切で美しい(でもやっぱりカレーが大好きな)インド人の姿を伝えます。
みなさんからの質問にもどんどんお答えします。もちろん初めて参加する方も大歓迎です。ぜひお友達と誘い合わせてご参加ください。(報告会終了後には「写真教室・初級編」と「親睦会」も行います。こちらもぜひご参加ください)
※前回の報告会と前々回の報告会の感想はこちらをご覧ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【講演内容(の一部)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●食べるお茶、タナカ、飴細工。ミャンマーの職人たちを撮る。
●ロヒンギャの村を歩く。市民権を奪われた人々が、それでも土を耕す理由。
●ネスカフェマンと鶏帽子。過密都市ダッカの日常に溢れる不思議な光景。
●埃と石炭にまみれても。人力に頼った国・バングラデシュの現実。
●マッチョでありながらお茶目。渋イケメンの国・インドで出会った男たち。
●変わりゆく価値観と守るべき伝統。砂漠の古城に住む21代目当主の孤独。
●白い綿花からカラフルなサリーが生まれる。美しきインドの伝統衣装を作る現場を追った。
●きっと十年後には消えてしまう。変わりゆく仕事と、それを写真に撮る意味。
●質問コーナー(みなさんからの疑問・質問に徹底的に答えます)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日時と場所】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2017年6月18日(日) 11:00~13:15(10:45受付開始)
市営地下鉄「藤が丘駅」から徒歩12分 南インド家庭料理「カルナータカー」(地図)
参加費用:3500円(ランチ付き)
※報告会終了後には「写真教室・初級編」と「親睦会」を行います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お申し込み】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
報告会への参加をご希望の方は、件名に「帰国報告会@名古屋参加希望」と書いて、メールをお送りください。( masa@tabisora.com )
メールには、お名前(複数参加の場合は、全員の名前)と、参加希望日と会場を明記してください。後ほどこちらから確認のメールをお送りします。
申し込みの締め切り日は報告会前日までですが、会場が定員に達した場合には、その時点で申し込みを締め切らせていただきます。予めご了承ください。
写真教室・初級編
報告会終了後に「写真教室・初級編」を行います。撮ること、旅することがもっと好きになる。そのためのノウハウや心構えを伝授します。
これは東京と大阪で2011年から毎年開催してきたもので、名古屋では2016年に初めて開催しました。今回はさらに内容を充実させて、旅写真の撮り方をより詳しく、よりわかりやすく教えます(前回の感想)。
デジタルカメラやスマートフォンが普及したことで、写真は特別なものではなくなりました。シャッターさえ押せば、ある程度きれいな写真が撮れる時代です。写真に対するハードルはとても低くなりました。
それでも、「どうして自分には印象的な写真が撮れないんだろう?」と感じている人も多いはず。この教室では、そんな写真初心者の方に「最低限知っておきたい知識」と「いい写真を撮るための心構え」をレクチャーします。
前半の「基礎レッスン」ではカメラ操作の基本をわかりやすく解説。
難しい専門用語にはなるべく触れずに、「初心者にありがちな失敗を防ぐこと」と「よい写真を撮るためのポイント」に絞ってお話しします。「デジカメの機能が複雑すぎて使いこなせない」という人のために必要な知識やテクニックも解説します。
後半の「応用レッスン」は実際の撮り方について。
構図の作り方、光の見極め方など、印象的な写真を撮るための「キモ」を、僕の作品をご覧いただきながら解説します。写真を撮るために一番大事な「感性」を磨いていただきます。
また、旅先でスナップやポートレートを撮るためのノウハウを披露。良い表情の引き出し方や、三井流の旅の仕方、被写体へのアプローチの方法なども併せてレクチャーします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日時と場所】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6月18日(日) 14:00~(13:45受付開始)
市営地下鉄「藤が丘駅」から徒歩12分 南インド家庭料理「カルナータカー」(地図)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【スケジュール】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
14:00 「基礎レッスン」開始 (13:45受け付け開始)
16:00 「応用レッスン」開始 (15:45受け付け開始)
18:30 終了予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【受講料】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
基礎レッスン…3000円
応用レッスン…4000円
どちらか一方だけを受講することもできますが、可能な限り二つを通して受講(の場合は7000円)されることをお勧めします。(受講料は当日お持ちください)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【講義の内容】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(基礎レッスン)
・これだけで「写真が変わる」三つのポイント
・失敗写真を防ぐために
・カメラ選び、カメラ操作の基本
・レンズと画角を知れば世界が広がる
・写真のセレクト方法、保存方法、PC、色補正、プリントについて
・質疑応答
(応用レッスン)
・構図の考え方
・光の見方、選び方
・笑顔を撮るために必要なこと
・決定的瞬間をものにするための歩き方
・アジアの旅の裏話
・質疑応答
(当日の内容は多少変わることがあります)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【対象者】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デジタルカメラをお持ちの方、または今後購入する予定がある方なら、どなたでも参加できます。(デジタル一眼かミラーレス一眼カメラが望ましいですが、コンパクトデジカメでもOKです)
「写真に興味はあるけれど、どう撮ればいいのかわからない」という初心者の方から、「いつも旅先にカメラを持って行くけれど、思い通りの写真がなかなか撮れない」とお悩みの方まで。もちろん「写真教室は初めて」という方にも気軽に参加していただけるフランクな教室です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【親睦会】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「応用レッスン」終了後、希望者のみで「親睦会」を開きます。
会場の南インド料理屋さんでお酒などを飲みながら、ざっくばらんに写真の話、旅の話で盛り上がろうという趣向です。
発表した作品について語り合ったり、旅の情報交換をしたりする場にもなるでしょう。費用は軽食と飲み物で2500円程度を予定しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お申し込み】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
件名に「写真教室@名古屋・参加希望」と書き、本文に以下の内容(コピーしてメールに貼り付けてください)をご記入の上、メールをお送りください。
e-mail: masa@tabisora.com
なお、定員に達した場合には、事前にお申し込みを締め切ることがあります。
・メールに記入していただく内容
お名前(複数で参加する場合には人数分) :
どのレッスンに参加しますか? 【基礎レッスン】 【応用レッスン】 【どちらも】
同日11時から行われる帰国報告会に参加しますか?
親睦会に参加しますか?
写真歴 : 年
使用カメラ(わかる範囲でOK) :
当日ぜひ聞いてみたことは何ですか? :
(親睦会に参加予定の方のみ)簡単な自己紹介をお書きください :