写真家・三井昌志と共にインド北部ラダック地方の秘境・チャンタン高原を巡る撮影ツアーを、2025年8月27日~31日に行います。
訪れるのは、いずれも標高4000mを超える高地にある湖(パンゴンツォ、ツォモリリ、ツォカル)と、外国人に開放されたばかりの辺境・ハンレ村。天空の湖と星空の村をぜひ一緒に撮影しましょう。
「天空の湖」と「星空の村」へ
風が完全に止み、湖面から一切の波が消えた瞬間、湖全体が巨大な鏡のようになりました。標高4500mにある神秘の湖・ツォモリリで目にした完璧なリフレクションを前にして、僕は言葉を失いました。あまりにも完璧すぎて、CGのようにも見える。そんな現実離れした風景だったのです。
今回のラダック・チャンタン高原撮影ツアーで訪れるパンゴンツォ、ツォモリリ、ツォカルという三つの湖は、いずれも標高4000mを超える高地にあり、パンゴンツォを除けば訪れる旅行者もまばらな「秘境中の秘境」とも言える場所です。「こんな場所が地球上に残されていたんだ」という純粋な驚きを感じていただけるはずです。
ごく最近まで外国人の立ち入りが禁止されていたハンレは、岩山の上にそそり立つ僧院(ゴンパ)とインド国立天文台がある「星空の村」です。標高が高く空気が澄み切っているので、夜になると満天の星空に息を飲むことでしょう。
目的地である湖と村だけでなく、移動中に現れる風景も印象的です。草原に放たれたヤクの群れ、突如として現れる砂丘、万年雪をたたえた岩山の頂。少人数の撮影ツアーですから、フォトジェニックな光景に出会えたら、必ず車を止めて撮影を行います。素通りは絶対にしません。「できる限り多くのシャッターチャンスを得る」という旅の目的のために、理想的な日程を組みましたので、きっと「撮れ高」に満足していただけると思います。
ラダック地方は特別な光が降り注ぐ土地です。特に8月下旬は雨が非常に少なく、空気が乾燥しているために、全てのものの輪郭を際立たせるような強く透明な光が風景を照らしているのです。
ぜひ僕と一緒に、この唯一無二の光と風景を味わう旅に出かけましょう。
* ツアーの日程・料金・お申し込みは、GNHトラベルのサイトをご覧ください。
* このツアーの直前(8月21日〜27日)には、ラダック地方のザンスカールとスル渓谷を訪ねる撮影ツアーを開催します。こちらへの参加もぜひご検討ください。
百聞は一見にしかず。生涯忘れられない旅へ。
今回のツアーは最大10名という少人数ツアーなので、個別指導、カメラ操作のレクチャーなどもたっぷりできると思います。また、ツアー期間中にも、ミニ写真教室や皆さんが撮った作品の講評会などを行う予定です。
僕はこれまで何度も写真教室を開いて、みなさんに「写真の撮り方」を伝えてきましたが、やはり「現地で撮る」ことに勝るものはありません。「百聞は一見にしかず」の言葉通り、実際に目にしたものを自分のカメラで撮るのが、上達への一番の近道なのです。被写体と光に恵まれたラダックとザンスカールで、あなたの写真の腕前を一段階引き上げるお手伝いができたらと思っています。
旅のサポート体制も万全です。今回のツアーには全行程にGNHトラベル社長の山名さんが添乗します。ラダックの専門家として知識と経験が豊富な山名さんに、とっておきの撮影スポットを案内してもらえるでしょう。さらに日本語が話せる現地ガイドも同行しますので、初インド、初ラダックの方も安心です。
なお、サイトに掲載されているツアー代金に日本からの往復航空券は含まれていませんが、GNHトラベルに依頼すれば、格安料金で手配してくれるので心配はありません。また、GNHトラベルでは、インド行き航空券の手配、延泊、別途観光の追加手配なども対応しています。ラダックだけではなく、インドの他の観光地を含めた旅を計画されている方も、ぜひ一度相談してみてください。
なお、ツアーのお申し込みや内容の詳細については、僕ではなく直接GNHトラベル&サービスにお問い合わせくださいね。
ラダックには、ここにしかない風景があります。ここでしか出会えない人々がいます。その感動を、喜びを、僕と一緒に味わいましょう。みなさんからのお申し込みをお待ちしています!
過去のツアー参加者の声
三井さんのツアーは、一般的なツアーでは絶対に入り込めないような真に旅人目線の内容であり、期待を大きく上回るものでした。 三井さんが長年に渡って積み重ねて来た「見どころ」を、惜しげもなく披露していただける内容であり、いち個人でこの内容に到達することは到底無理なものだと断言できます。 ラダックの圧倒的な自然造形と、民族的な側面の二本立てとなっていて、初めての方も、旅慣れた方も、充分に満足できる内容だとおもいました。 さらに言えば、プロの写真家の「写真を撮る姿勢」が間近に見られ、写真趣味の方にも多くを学ぶ機会があると思いました。 よくある撮影ツアーとは全く違う、「旅と写真」が高い次元で楽しめる素晴らしいツアーでした。 さらに言えば、地形、地質好きにも堪らないエリアでした(笑) メンバーにも恵まれ、久々に手応えのある旅を経験できたこと、改めて感謝申し上げます。 旅好きは一生治らなそうです。(遠藤さん)