新型コロナの影響で、自由に旅ができない状況が2年以上も続いていますが、ようやくこの3月から状況が好転しつつあるようです。特にインドに関しては、新規感染者が低レベルで推移しているので、デリーなどでもコロナ関係の規制の全面撤廃が進んでいます。

 GNHトラベルさんのブログ記事によれば、「インド観光ビザの発給再開」と、「インドからの帰国者はワクチン接種三回済であれば待機期間は一切なし」という嬉しいニュースが入ってきたとのこと。これで日本人のインド渡航のハードルがかなり下がり、観光旅行も現実的になってきました。

 もちろん、過去2年間がそうであったように、新たなコロナ変異株の登場で状況が一変する可能性は常にあるわけですが、オミクロン株の高い感染力+弱毒化を考えると、このままコロナと適当な距離感で付き合いながら、以前の日常を少しずつ取り戻していく、という流れになっていくのではないかと予想しています。

 

 自由に旅ができるようになったら、やっぱりまずはインドに行きたいですね。僕の現在のホームグラウンドであり、何度訪れても飽きることのないインド。
 そしてインドには、こんな素晴らしい笑顔が待っているのです。

 

india18-53514インド北西部ラジャスタン州に住む少数民族ガラシア族の女性が向けてくれた笑顔。ガラシア族は造花や刺繍で飾った派手な民族衣装を身に着けている。ひとつひとつの衣装は町の仕立て屋にオーダーメイドで作ってもらっているという。

 

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インド北西部ラジャスタン州の農村で出会った笑顔。共同の井戸で汲んだ水を、アルミの水瓶に入れて家まで運ぶのは、少女の仕事だ。二つも重ねたらかなりの重さだが、少女は慣れた様子で、バランスを崩すこともなく、すたすたと歩いていた。

 

india18-21977インドに溢れる子供たちの笑顔。南部タミルナドゥ州で出会った少女の笑顔には、神話に出てくる女神のような高貴さがあった。

 

india18-46526インド西部グジャラート州の伝統衣装を着た女性。町には多くの仕立て屋があり、グジャラート女性特有の胸を強調したブラウスをオーダーメイドで作っている。金属製の重いピアスを長年着けているために、耳たぶが長く伸びているのも、この年代の女性たちの特徴だ。

 

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インド南東部オリッサ州の山村で出会った女性。家の外に座って、収穫したお米をふるいにかけて選別していた。木漏れ日が笑顔をスポットライトのように照らし出していた。

 

india18-32452インド中部マハラシュトラ州で出会った少女。満面の笑みと輝く瞳に、思わずシャッターを切った。

 

india18-43893連日40度を軽く超える酷暑期のインドでは、扇風機は生活必需品だ。どの街にも扇風機専門の修理屋さんがいて、錆び付いた扇風機の修理を請け負っている。使えるものはとことん直して使い続けるのがインド流なのだ。

 

 

india19-31346スマホを持った男の笑顔。インドのスマホ普及率は急速に上がっているが、待ち受け画面が自分っていうのがいかにもインド人らしいところですね。

 

india19-40467インド中部マハラシュトラ州の山村で、トウガラシを杵でつく女性。この家に代々受け継がれている重い木槌を振り下ろして、トウガラシを粉にしている。腕の力が必要な重労働だ。

 

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インド南部タミルナドゥ州で出会った少女の笑顔。キラキラとした瞳が印象的だった。

 

india20-53570インド西部グジャラート州の工事現場で、レンガを運んでいる女性。インドの働く女性たちはカラフルでたくましく、美しい。

 

india0703-3987インド中部チャッティスガル州のため池で、自転車を洗っている子供たち。インドの自転車は頑丈で重いので、子供が漕ぐのは難しい。それでも「子供用自転車」なんてものを買ってもらえない子供たちは、古い大人用自転車を立ち漕ぎのような姿勢で何とか乗りこなしている。

 

india0903-0338インド北部ヒマチャルプラデシュ州にある山間の村で、大量の草を背負って歩く女性と出会った。家畜のエサにするための雑草を担いで、標高3000mの山道を歩くのは、大変な重労働だ。