バラエティー豊かなインドの食べ物について、第二弾です。

今回の旅では、うまいものばっかり食べていたという印象。街角の安食堂の度肝を抜かれるようなマズい飯に出会わなかったのは、僕が旅の経験値を上げて、ヤバそうな食堂を本能的に避けていたからだろう。まぁ、あれはあれで面白い経験ではあるんだけど。

 

IMG_4587高級レストランでパンジャビ・ターリー(130ルピー)を食べる。バターをたっぷり塗ったタンドリーロティーがめちゃくちゃ美味い。インドでは高級レストランがお勧め。庶民食堂より確実に美味いし、値段もせいぜい2倍程度で安いからだ。

 

IMG_4743ムスリム食堂で食べたエッグカレーとタンドリーロティー2枚。このロティーがものすごく美味しい。分厚くてもっちりとしていながら、表面はサクサクでクロワッサンのよう。こんなにうまいロティーは滅多に食べられない。しかも合計50ルピーと激安。

 

india17-59145なんとなくですが、「ヨーグルトさえ食べていれば、人は健康に暮らせる」とわりと本気で信じているので、インドでもだいたい毎日ヨーグルト(ダヒー)を食べています。北インドには街中に乳製品屋さんがあるので便利。500gが30〜40ルピー(50〜70円)と日本の半額ほどで買えます。

 

india17-19323とにかく野菜の安いインド。タマネギが1キロ15ルピー(27円)。トマトやジャガイモ、ナスやキュウリも同じレベルです。

 

india17-25919甘いサモサがあるとは知らなかった。「辛い」か「甘い」かはっきりした味付けを好むインド人だが、普通はスパイシーで辛いサモサをシロップで激甘に味付けするとは。味は要するに「大学芋」でした。

 

india16-70666インドには節分はありませんが、炒り豆は日常的に食べます。豆をひたすら炒る職人「炒り豆屋さん」の写真を撮っていたら、「持ってけよ」と一人じゃとても食べきれないぐらい豆をくれました。朝から豆食ってでかけます。

 

india17-36669インドは色に溢れた国。それは市場に行っても感じることだ。色とりどりの野菜が並んでいる。インド人はトウガラシやタマネギ、ライムといった刺激の強い野菜を好むようだ。とにかく暑い国だから、食欲を刺激するものを欲しているのだ。

 

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バーテンのような手つきでラッシーを作る渋いおじさん。ヨーグルトとシロップと氷をグラスに入れ、シェーカーのようにシャカシャカ振る。超絶ハエがたかっている店の生ラッシー。危険すぎると思いながらも、「飲めよ」と勧められた以上、断るわけにもいかない。幸い、僕のお腹は無事でした。

しかし「生水」「生野菜」「生氷」は、インドを訪れる旅行者が避けるべき三大「生」です。ラッシーは美味しいけど、生氷がたっぷり入っているのでかなりヤバイ。特に聖地バラナシのラッシーにやられた旅行者は数知れず。要注意です。

初インドでお腹を壊すのは、年配の旅行者よりも若者の方が多いと聞きました。日本が貧しく、不衛生だった時代に育った体(消化器官)は、インドに対してもある程度免疫があるんだとか。清潔な日本しか知らない平成生まれの方(それ自体はとても幸せなことだけど)は、ぐれぐれもご注意を。

 

IMG_4741少し贅沢に高級レストランでスペシャルターリー。2種類のパニール、ダル、ジャガイモ、サラダとスイーツ、ご飯とナンが付いて220ルピー。量も多くて、食べきれませんでした。はぁ満足。

 

IMG_4732マトンのビリヤーニに豆スープをかけたもの。見た目はぐちゃぐちゃですが、すごく美味いし安い。30ルピー。ムスリム食堂はだいたい信用できます。