インドで出会った働き者の姿を特集。カラフルな美女もいれば、独特の雰囲気を持つ渋イケメンもいる。インドの労働の現場は、実に興味深いのです。
6月11日に渋谷で行うトークイベント「インドはこんなに面白い!」でも、インドの働き者をたくさんご紹介します。お楽しみに。
インド南部アンドラプラデシュ州にあるバナナの卸売市場。重いバナナを肩に担いだ男たちが行き交う。バナナは青いうちに収穫され、冷暗所で熟成させてから出荷される。
インドの市場で花飾りを作る若い職人。バラやマリーゴールドなどの花に糸を通して、手際よく花飾りを作っていく。インドのお祝い事には欠かせないものだ。
綿花工場で働く若い女性の笑顔。機械を使って、収穫した綿花から種を取り出す。綿花から取り除かれた種子は、別の機械で搾って食用油(綿実油)に加工される。
インド南部アンドラプラデシュ州でトウガラシを収穫する男。真っ赤に熟したトウガラシは、インドカレーの強烈な辛さを生み出す源だ。
重い石板を頭にのせて階段を上る女たち。ここは床材などに使われる石灰石を採掘する現場。インドの女性たちは、力仕事の現場であっても色鮮やかな美しいサリーを身に着けている。
インドの街角でスイーツを売る男。インドの伝統的なお菓子は、砂糖と牛乳をたっぷり使っていて、とにかく激甘だ。「甘さ控え目」や「ノンシュガー」といった言葉は、インド人の心には響かないようだ。
インド北部ウッタルプラデシュ州の街角でロティーを焼く男。この街のロティーは、鍋をひっくり返したような形の鉄板に、薄く広げた生地をのせて焼く。ほんの数秒で焼き上がったロティーはやわらかくて美味かった。現地では「ルマーリー・ロティー」と呼ばれているこのロティー。「ハンカチみたいに薄いロティー」という意味なのだそうだ。
インド西部グジャラート州で、不要になった金属製品をスクラップに加工する工場。空き缶などの廃棄物をプレス機で潰す。スクラップは溶鉱炉で溶かされて、新たな鉄製品として再生される。
スクラップ工場でクズ鉄を運ぶ男。長髪の渋イケメンが体を真っ黒にして働いていた。
インドの街角で出会った布団の打ち直し職人。長年使用してペチャンコにつぶれてしまった布団の綿を、専用の機械にかけてほぐし、柔らかくしてから元の布団に戻す。
・6月11日(日) 東京・渋谷 「インドはこんなに面白い!」+「写真教室・初級編」
・6月18日(日) 名古屋 「帰国報告会」+「写真教室・初級編」
・6月25日(日) 東京・渋谷 「帰国報告会」+「写真教室ステップアップ編」