写真家・三井昌志と共にインド西部グジャラート州を巡る撮影ツアーを、2024年1月15日~1月20日に行います。
インドの中でももっとも人が親切で写真が撮りやすいグジャラート州で、等身大のインドに触れる6日間。ぜひ僕と一緒にグジャラートを歩きましょう!
素顔のインドに触れる旅。推し州グジャラートへ!
グジャラートは僕の「推し州」です。インドに28ある州の中でも、もっとも人々がフレンドリーで、写真が撮りやすく、街並みがフォトジェニックなのです。グジャラートの街を歩いていると、ほうぼうで「チャイを飲んで行けよ!」と声を掛けられ、実際にご馳走してもらえます。とにかく人が温かいのです。
今回のグジャラート撮影ツアーは、すでに僕が何度も歩いている町で、「ここなら良い写真が撮れる」と確信できる場所だけを訪れる、完全なオリジナルツアーです。
僕は常々「観光地ではないインドこそが、本当のインドだ」と言い続けているのですが、そういう場所を実際に見つけ出すのは、特に短期旅行者にとっては非常に困難です。しかし、そこに僕の経験と嗅覚が加われば、みなさんに最高のインド旅と撮影機会を提供できるはずだ。そう考えて、この旅を企画しました。
ご案内するのは、新鮮な野菜や果物が売られている市場や、ラクダ車が行き交う活発な卸売市場、伝統的なものづくりを行う路地裏の職人街や、町工場がひしめき合う工業団地などなど。普通の旅行者はまず立ち入らないけれど、生き生きとした人々の暮らしを間近に見ることができるエリアばかりです。
インドが初めての方にも、すでに何度も訪れている方にも、楽しんでいただけるツアーです。ぜひ僕と一緒にグジャラートを歩いて、地元の人々と触れ合い、「素顔のインド」の素晴らしさを知ってください。
ツアーの日程・料金・お申し込みは、GNHトラベルのサイトをご覧ください。
新しい発見と驚きを求めて
今回のツアーは最大10名という少人数ツアーなので、個別指導、カメラ操作のレクチャーなどもたっぷりできると思います。また、ツアー期間中にも、ミニ写真教室や皆さんが撮った作品の講評会などを行う予定です。
僕はこれまで何度も写真教室を開いて、みなさんに「写真の撮り方」を伝えてきましたが、やはり「現地で撮る」ことに勝るものはありません。「百聞は一見にしかず」の言葉通り、実際に目にしたものを自分のカメラで撮るのが、上達への一番の近道なのです。被写体と光に恵まれたグジャラートで、あなたの写真の腕前を一段階引き上げるお手伝いができたらと思っています。
旅のサポート体制も万全です。今回のツアーには全行程にGNHトラベル社長の山名さんが添乗します。さらに日本語が話せる現地ガイドも同行しますので、初インドの方も、英語が得意ではない方も安心してご参加いただけます。
なお、サイトに掲載されているツアー代金に日本からの往復航空券は含まれていませんが、GNHトラベルに依頼すれば、格安料金で手配してくれるので心配はありません。また、GNHトラベルでは、航空券の手配、延泊、別途観光の追加手配なども対応しています。
なお、ツアーのお申し込みや内容の詳細については、僕ではなく直接GNHトラベル&サービスにお問い合わせくださいね。みなさんからのお申し込みをお待ちしています!
過去のツアー参加者(バラナシ)の声
バラナシでの写真教室は素晴らしいものでした。写真技術の習得は勿論ですが、それ以上に写真に対する想いについて深く考える機会を得ました。私の人生を変える程の衝撃を受けた4日間でした。同じ時間・同じ空間・同じ空気を共有しながら、三井さんのお撮りになった写真がなぜこれ程までに違うのか?と考えています。
歴史的に・宗教的に・人々の生活に深く根付いている場所には、何かが有りますね。バラナシと言う地の再発見になりました。インドに長く関っていながら、インドの魅力に気付かないでいたんだな~と思った次第です。
何はともあれ、バラナシ写真教室は、私の生き方&逝き方が変わる程の出来事でした。ツアーに参加する前に費用を考えると新しいカメラ・レンズを買った方が幸せになれるかな?なんて思ったりもしました。ツアーが終了してみてお金以上のものを頂いたと感謝しています。ツアーで撮った写真の整理、様々な経験を消化するまでにまだ時間が掛かりそうです。旅は良いですね、行く前も楽しくて・旅をしている時も楽しくて・終ってからも楽しめます。久しぶりに良い旅をしたな~と感傷に浸っています。(新井さん)
一ヵ所に腰を据えてじっくり現地の人々や事象と取り組める撮影ツアーは理想的でした。コンデジやスマホしか持っていませんでしたが、安心して参加してくださいというお言葉に甘えて飛び込んで本当に良かったです。困った時は三井さんに導いていただき、添乗員の方や同行者の方々も気持ちの良い方ばかりで感謝しています。講評の時間や食事(どれも美味しかった!)後のお喋りも楽しい思い出です。
自分にまだまだ体力があることもわかりましたので、好奇心が命じるままに出来るだけ旅に出て写真を撮りたいと思います。素敵なツアーを本当にありがとうございました!(本多さん)
インドは学生時代、なぜか不思議な魅力に惹かれていた国だった。
インダス文明、仏教発祥の地、奇妙なヨガのポーズ、輪廻転生の思想。
若者の心を捉えるには神秘性に満ちた十分な夢想空間だったのだろう。
今の時代みたいに、ネットで検索できる訳でなく、図書館の空間の中で、映画館の暗闇の中で、ひととき、インドの摩訶不思議に浸っていた。
結婚、子育て、仕事、日常生活に追われ、そんな思いは心の隅に置き忘れられていた。
今回、ヒンドゥー教の聖地、バラナシでの撮影と聞き、何10年も前の想いが蘇ってきた。
彫の深いエキゾチックな顔立ちの鮮やかな原彩色のサリーに身を包んで佇む、あるいは裸足でガンジス川への道のりを歩くご婦人たちにまず目を奪われる。
ガンジス川沿いのサドゥの視覚的、体感的にも刺激的すぎる原始的な生活。
ガンガーの聖なる川の恵みを戴き、敬虔に一心に祈りを捧げる信者の老若男女。
そして360度に渡って溢れかえる人々の日常の営み。
滞在後半には、すれ違うイケメンの男たちを鑑賞する余裕も生まれていたのだが。
厳然としたむせ返るような空間の中に、何とも例えようのない混沌とした様々な人々の営みがあった。
この時空を超越したような空間の中に、ほんのわずかだが、生身を置き、同じ空気を吸い、何かを感じ、そして写真を撮れたことに感謝。
日本での日常生活とはかけ離れた、別世界の、しかし、地球上の中のまたひとつの現実の生活をほんの少しだけでも、垣間見れたことは、私にとって幸せでした。(吉久保さん)
ひたすら撮ることだけに集中させられた4日間でした。
一日が終わってホテルに戻る頃には、「写真酔い」してもう写真は撮りたくなるほど。Eat, Shoot, Sleep, (私の場合、プラス洗濯)で1日が終わる、そして Repeat, 朝を迎える。滅多にない貴重な経験、ヴァラナシくんだりまで来てよかった。
これから参加する人は、できれば三井さんのシャドーとして1日後ろについてまわるといいと思います。彼の撮影スタイルが観察ができる上に、どんなアングル、距離、カメラ設定で撮っているのか一目瞭然でわかるので。(ちなみにナショナルジオグラフィックエクスペデションのフォトツアーに行くと、1日1000ドルではきかない)。
同じサブジェクトマターを撮って彼のイメージと自分のを比べてみてもいい勉強になります。三井さんはあれこれ言及してこないタイプで、私はそのほうがやりやすかったのですが、どんどん質問すればどんどん答えてくれます。
最後になりますが、アシスタントのみきさんの人柄がチャーミングでした。彼女のフォローのおかげで、より良い滞在となりました。感謝です。(早野さん)
今回で4回目の訪問となる魅力的なインド。
観光ツアーでは決められた道しか通る事ができず、ガイドさんから「サドゥを撮ってはダメ!ホテルから一歩も出たらダメ!」と脅され、そんなものなのかしら…と諦めていました。
でも三井さんの旅では違いました。
悠久を無言で語る聖なるガンジス川、そして映画「大地のうた」を彷彿とさせる村の風景。
生命感の横溢する街の人々、輝きを放つ子ども達の瞳、そして未熟な私にはその心の全てを推し量る事のできない放浪のサドゥ達。
そこには私達が日常忘れかけている五感全てを呼び覚ましてくれる世界が広がっていました。
その世界で撮影する機会を与えて頂き、本当に感謝しています。
来年もぜひ参加したい!と今から胸を弾ませております。(柴田さん)
念願のバラナシツアーを実現できました。想像以上に、私の貴重な体験だったような気がいたします。
何よりも、とても 感動したこと。三井先生がその日に撮ったものを見てくださり、アドバイスくださった事に感激いたしました。そして先生自身の撮られた写真も見せてくださった事に感動です。
写真家が同行する撮影ツアーは昨今多々ありますが、ただ同行するだけで、こんなにも、個々を大切にしてくださる先生はいらっしゃらないと思います。
ツアーメンバーがとても居心地のいいメンバーで、10名という数がとても良かったです。
バラナシ集合ツアーという触書に不安でしたが、(これがネックでした)そんな不安なんて全く必要なかったと、悔やんでいます。笑
インドへ再び訪れたいという気持ちが非常に濃くなっています。(岩田さん)
初めてのインドでドキドキしながらの参加でしたが、三井先生、ガイドや参加者の皆さんがとてもフレンドリーでリラックスして楽しく過ごすことができました。
前日にロケハンされたという、シナリオのないリアルなインドを体験することができて、ありがたかったです。(それでいてちゃんと安全で、村の人たちの歓迎ぶりも味うことができました)
また、先生から個別にアドバイスいただく時間もあったり、他の参加者の写真を見る機会があったり、
同じ時間に同じ場所で撮っても皆違うんだー、素敵だなーと、すごく勉強になりました。
本当に充実した時間をいただきまして、ありがとうございました。(小川さん)
そもそも人を撮ったことがあまりなかったので、このツアーの間だけで、これまでの人生で撮った枚数以上の人の写真を撮った気がします。人の写真は難しいですが、いい表情を撮れたりするとやはり嬉しいもので、人物撮影の楽しさの一端を感じられたように思います。
また、バラナシのガート沿いでは皆、沐浴や祈りに一生懸命で周りで写真撮っている人のことなんか気にしていないし、郊外の村ではとにかく外国人が珍しくて被写体の方から寄ってくるし、いずれも日本では考えにくい状況ですが、人物写真を撮るには良い環境ですね。肖像権なんてことも言われないし(笑)。
ツアーに参加された他の方々の写真を見るのも非常に勉強になりました。同じ被写体を撮っているはずなのに画角や構図、露出などが皆それぞれ違っていたり、自分が見てないものを見ていたりして。
本当にこの度は貴重な経験をさせていただき、どうもありがとうございました。(太田さん)
想像していた以上に密度の高い内容で、大変楽しく、非常に勉強になった3日間でした。ありがとうございました。このような機会があれば、次回も参加したと思います。
私にとっていちばん勉強になったことは、三井さんの撮影スタイルを拝見できたことです。特に村での三井さんの撮影の様子は、非常に参考になりました。(西條さん)
撮影の技術論以上に,撮らせてもらう相手に一歩踏み込んで撮るということを身をもって学ばせて頂いた気がします。これまではスナップ撮影する際に相手をただの被写体としか認識しておらず,欲しい表情が撮れていませんでした。まず相手に興味を持ち人として接して結果として現れた表情を写し撮る,コミュニケーション力をとにかく試される写真分野だと思います。また,他の参加者の方の写真を見ていると,同じ場所にいたのに撮るもの, 切り取り方も様々でここまでそれぞれの色が出るかと興味深かったです。三井さんの写真はその作品を見ただけで,これは三井さんの写真だと分かるほど特徴的ですが,自分もこれぞ名取という写真を撮れるよう自分の色を出していきたいと思います。(名取さん)