いま、本当に伝えたいことを、生きた言葉で語りたい。
年に一度の特別なトークライブ「三井昌志・帰国報告会」と「写真教室・初級編」を7月1日に大阪・十三で開催します。
今回お話しするのは、昨年11月から今年3月にかけて旅したミャンマーとインドについて。披露するエピソードは、ほとんどがツイッターやブログに書いていない新鮮なネタばかりです。きっと旅に出たくなる。もっとアジアを知りたくなる。そんな学びと驚きに満ちた2時間です。
ミャンマーは今「ロヒンギャ問題」で大きく揺れています。昨年8月にラカイン州で起きた武力衝突とその報復によって、国内に住むロヒンギャ族のうち60万人以上が国外に脱出し、難民と化しました。素朴で信仰心が篤いはずのラカイン州の仏教徒が、なぜ暴力による民族浄化に加担したのか。その歴史的な背景を探るとともに、今もまだミャンマー国内に留まっているロヒンギャの村を訪ね、人々の暮らしぶりと苦悩を撮影しました。報道されることのない「忘れられた人々」の声を拾い上げ、彼らが持つ「誰にも奪うことのできない生きる力」を伝えます。
インドは今回で6周目。いつものようにバイクを借り、3ヶ月間かけてインド各地を巡りました。ハイウェイから未舗装の田舎道まで、ありとあらゆる道を走破してきた僕が求めているのは、観光地でも大都市でもない「ただの町」を歩くこと。外国人などまず訪れない町や村で、日々の仕事を淡々とこなし、伝統と信仰を守りながら生きている人々にカメラを向けました。めざましい経済成長を遂げ、近代化に突き進む大国が置き去りにしたリアルを、写真を通して伝えます。
また、インドの食事情から明らかになったダイエット法や、インド人と牛との微妙な関係、若者の髪型から見えてくる保守的な社会からの逸脱志向など、話題は多岐に及びます。もちろん「渋イケメン」と「笑顔」という僕が長年取り組んでいるテーマに基づいた作品も多数披露します。
みなさんからの質問にもどんどんお答えします。もちろん初めて参加する方も大歓迎です。ぜひお友達と誘い合わせてご参加ください。(報告会終了後には「写真教室・初級編」と「親睦会」も行います。こちらもぜひご参加ください)
※前回の報告会と前々回の報告会の感想はこちらをご覧ください。
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【講演内容(の一部)】
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●ミャンマーに溢れる奇妙な日本語。そこに垣間見える「クール」と「アート」の萌芽。
●ロヒンギャの大地を撮る。国家の思惑の翻弄される人々の苦悩。希望の光はあるのか。
●インド人も知らない素顔のインド。近代化に突き進む大国が置き去りにしたリアル。
●クセが強いインド人。独特のヒゲや髪型、ファッションや乗り物にもこだわる男たち。
●おいしいけど、食べ過ぎには注意。インド料理から考える40代のダイエット法。
●牛を守る人、牛と戦う人。「聖なる動物」を巡るインド人の葛藤。
●渋イケメンの真打ち登場。遊牧民が教えてくれた「文明が滅びた後」も生き延びる術。
●心に響く一枚を撮るために「偶然」を味方につける方法。
●質問コーナー(みなさんからの疑問・質問に徹底的に答えます)
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【日時と場所】
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2018年7月1日(日) 11:00~13:15(10:45受付開始)
阪急「十三」駅より徒歩3分 [JEC日本研修センター・会議室A](地図)
参加費用:2500円
※報告会終了後には「写真教室・初級編」を行います。
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【お申し込み】
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報告会への参加をご希望の方は、件名に「帰国報告会@大阪・参加希望」と書いて、メールをお送りください。( masa@tabisora.com )
メールには、お名前(複数参加の場合は、全員の名前)と、参加希望日と会場を明記してください。後ほどこちらから確認のメールをお送りします。
申し込みの締め切り日は報告会前日までですが、会場が定員に達した場合には、その時点で申し込みを締め切らせていただきます。予めご了承ください。
写真教室・初級編
報告会終了後に「三井昌志の写真教室・初級編」を行います。撮ること、旅することがもっと好きになる。そのためのノウハウや心構えを伝授します。
この写真教室は2011年から毎年開催してきたものですが、今回はさらに内容を充実させて、旅写真と人物写真の撮り方をより詳しく、よりわかりやすく教えます(前回の感想、前々回の感想)。
デジタルカメラやスマートフォンが普及したことで、写真は特別なものではなくなりました。シャッターさえ押せば、ある程度きれいな写真が撮れる時代です。写真に対するハードルはとても低くなりました。
それでも、「どうして自分には印象的な写真が撮れないんだろう?」と感じている人も多いはず。この教室では、そんな写真初心者の方に「最低限知っておきたい知識」と「いい写真を撮るための心構え」をレクチャーします。
前半の「基礎レッスン」ではカメラ操作の基本をわかりやすく解説。
難しい専門用語にはなるべく触れずに、「初心者にありがちな失敗を防ぐこと」と「よい写真を撮るためのポイント」に絞ってお話しします。「デジカメの機能が複雑すぎて使いこなせない」という人のために必要な知識やテクニックも解説します。
後半の「応用レッスン」は実際の撮り方について。
構図の作り方、光の見極め方など、印象的な写真を撮るための「キモ」を、僕の作品をご覧いただきながら解説します。写真を撮るために一番大事な「感性」を磨いていただきます。
また、旅先でスナップやポートレートを撮るためのノウハウを披露。良い表情の引き出し方や、三井流の旅の仕方、被写体へのアプローチの方法なども併せてレクチャーします。
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【日時と場所】
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7月1日(日) 14:00~(13:45受付開始)
阪急「十三」駅より徒歩3分 [JEC日本研修センター・会議室A](地図)
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【スケジュール】
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14:00 「基礎レッスン」開始 (13:45受け付け開始)
16:00 「応用レッスン」開始 (15:45受け付け開始)
18:30 終了予定
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【受講料】
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基礎レッスン…3000円
応用レッスン…4000円
どちらか一方だけを受講することもできますが、可能な限り二つを通して受講(の場合は7000円)されることをお勧めします。(受講料は当日お持ちください)
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【講義の内容】
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*基礎レッスン
・これだけで「写真が変わる」三つのポイント
・手ブレやピンボケ。失敗写真を防ぐためのテクニック
・カメラ選びのポイントとカメラ操作の基本
・レンズ画角と絞りの関係を知って、表現の幅を広げる
・写真のセレクト方法、保存方法、色補正・レタッチ、プリントについて
・質疑応答
*応用レッスン
・構図の作り方、考え方
・光の見方、選び方
・いい表情を撮るためのコミュニケーション術
・決定的瞬間をものにするための歩き方
・写真家として心がけてきたこと
・質疑応答
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【対象者】
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デジタルカメラをお持ちの方なら、どなたでも参加できます。(デジタル一眼レフまたはミラーレス一眼カメラが望ましいですが、コンパクトデジカメでもスマートフォンでもOKです)
「写真に興味はあるけれど、どう撮ればいいのかわからない」という初心者の方から、「いつも旅先にカメラを持って行くけれど、思い通りの写真が撮れない」とお悩みの方まで。「写真教室は初めて」という方にも気軽に参加していただけるフランクな教室です。
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【お申し込み】
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件名に「写真教室@大阪・参加希望」と書き、本文に以下の内容(コピーしてメールに貼り付けてください)をご記入の上、メールをお送りください。
e-mail: masa@tabisora.com
なお、定員に達した場合には、事前にお申し込みを締め切ることがあります。
・メールに記入していただく内容
お名前(複数で参加する場合には人数分) :
どのレッスンに参加しますか? 【基礎レッスン】 【応用レッスン】 【どちらも】
同日11時から行われる帰国報告会に参加しますか?
写真歴 : 年
使用カメラ(わかる範囲でOK) :
当日ぜひ聞いてみたことは何ですか? :