先日行われた「写真教室ステップアップ編」は盛況のうちに終了しました。ご参加のみなさん、ありがとうございました。感想もたくさんいただきました。その一部をご紹介します。
参加者の感想
写真教室で一番印象に残ったのは、一枚の写真に行き着く過程を複数の写真を用いて説明いただいた部分です。
誰でも同じようなシチュエーションはあると思いますが、どこまで追い込めるか?撮ったら終わりではなく次への展開を膨らませるのが大事だと。。。聞いていて「なるほどなぁ~」と思った次第です。このような話は、写真雑誌には載っていませんし、内容が整理された文章では伝えにくい部分ではあるのかもしれませんね。
日本の写真雑誌はテクニックや機材のスペックばかり事細かに書いてある本が多い反面、欧米の写真雑誌は何をどう伝えるか?メンタルな部分の記述が多くそれに通じるものを感じました。
いつもJpeg記録でフリーのレタッチソフトを使っていたので、ライトルームは使ってみたいと思いました。本では読んでいたものの、実演で見ると説得力が違いますね!
今夏はミャンマーをバイクで周り、いい写真を残せたら!と気持ちが奮い立ちました。
(阪長さん)
写真教室の第2部では自分自身の撮り方並びにレタッチについて改め直す良いきっかけとなりました。なかなか実演を見る機会もないので、衝撃の度合いも大きかったです。これだけでも三井さんの写真教室に来てよかった!と思いました。早速Lightroom使っています。
眺めていると旅行に出たくて出たくてしょうがなくなるので、夏の旅先を考えながら読んでいます。
(礒部さん)
写真教室の第二部に参加させて頂き、誠にありがとうございました。レタッチの重要性、写真を撮る時の心構えについて、三井様の想いを前回よりも強く感じ取る事が出来て、私も少し忘れかけていた気持ちを思い出す事ができました。
また、ライトルームでのレタッチ術では、今まで具体的に何をすれば良いのか分からなかったトーンカーブと、不自然な写真になってしまいそうで敬遠していた円形フィルタ、段階フィルタ、HSLの使い方がとても明確になり、さらにこれらを連携させて印象的な写真に仕上げていく手法は、魔法のようでもあり、本当に目からうろこが落ちる思いでした。
昨晩、さっそく過去に撮影した写真に「秘伝のレシピ」を試してみて、我流で現像した写真と比べてみると、何だかのっぺりとしていた写真が、びっくりする位に印象的な物に生まれ変わって、妻からも驚きのコメントを頂く事ができました。
今後も写真作りに積極的に活用していきたいと思います。
講評会では、辛口ながらも的確なご指摘を頂けたと感じており、今後、取り組むべき方向性を見い出す事ができたように感じております。なにより参加者の皆様の写真と講評を伺う事ができた事も、大変刺激的で勉強になり、とても貴重な経験となりました。また腕を磨いて是非、再挑戦をしたいと思います。
(生駒さん)
私が三井さんを知り、この会に足を運んだのは「写真を撮るって、誰かに小さく恋することだと思う。」を読んだのがキッカケでした。
笑顔の写真が好きなので、一気に引き込まれて、こんな写真を撮る人に是非お会いしたい!と思ったので参加しました。
どんな思いで写真を撮っているのか、知ることが出来てとても良かったです。
情熱と覚悟と勇気が伝わってきました。
純粋にもっと写真に向き合いたいと思ったし、一枚一枚に自分のありったけの思いを込めていきたいです。
(富塚さん)
以前からRAWで撮るとどうなるんだろうとか、ドラマチックな写真を見てどうやって撮っているんだろうとか思っていましたが、今回の三井さんのお話を聞いてやっとなんとなくですがl理解できました。今度ちょっとRAWで撮ってみようかなと興味が湧きました。
プログラムオートで撮ることにちょっとした罪悪感?みたいなことがあったのですが、使っていいんですね。安心しました。
今まで逆光だとあきらめていましたが、それでも工夫して撮る方法があるのですね。他にも目からうろこ的な勉強になることがたくさんありました。
(山崎さん)
写真教室では、「見る人の視線の誘導」など、あまり意識してこなかった点が多々ありました。
そして、これまで「自己満足だからいいや」という気持ちで撮っていましたが、
写真教室を受け、講評会では皆さんの素敵な作品を拝見し、
私の写真を見た人が旅情を感じ、旅に出たくなるような写真を撮りたいと思うようになりました。
とても刺激を受けた写真教室でした。
旅にも興味があったので、報告会や懇親会で皆さんの旅のお話をお伺いし、ますます旅に行きたくなってきました。
まだ子供が小さいためすぐには行けませんが、いずれアジア鉄道の旅に出たいなと思っています。
(齊藤さん)
第1部では、いろんな技術的・理論的なところをご教示いただいたので、その知識や感覚を念頭に置きつつ、三井様もおっしゃっていましたが、あとは撮りまくって、その技術や理論を体に染みこませること、写真を撮るという目で目の前のものをみることに(いい意味で)慣れることが必要だと感じました。
構図などを考えて写真を撮る→撮れてるか確認する・反省する→反省を踏まえて写真を撮る、の場数を踏むことが必要なのだと。
そのなかで、自分の感性・撮りたいと思うものを反映させられるようになれればよいですね。
第2部は、RAW現像をしたことがなかったので未知の世界でしたが、なるほどそのようにして自分の写真にしていくのだなと楽しく現像過程をみさせていただきました。自分でもこれからやってみようかなと思いました^^
やはり圧巻だったのが、参加者みなさんの写真講評です。大変参考になりました。ある意味欠点のあるそれぞれの写真の具体的な改善点を聞いて、第1部での内容がより一層理解することができました。三井様は大変かと思いますが、次回もぜひ写真講評をしていただければと思います。
また、「それぞれの世界の見方が写真に表れる」「みえないものはとれない」ということも写真のおもしろさということがよくわかりました。私も自分の世界の見方を写真に表せるようにしたいと強く思いました。
自分の写真も講評していただいて、大変光栄でした。そもそも選ぶのが大変な作業だということが今回わかりましたし、講評を聞いて、そのように撮ればよかったのだなと曇りが晴れるようでした。
(久保田さん)
一番知りたかったRAW現像テクニックでは『ああ、こういうことだったのか。』と目からうろこが落ちるようでした。
JPEGはカメラが設定した色なのでRAWで自分のイメージ通りに仕上げる、そこに本当の色は存在しないという言葉を聞いて安心しました。
RAWで過剰に加工することを恐れていたのですが、これからは自分がその時に感じた印象を大切にして自信をもって編集をしていきたいと思います。
自分の好きなイメージを追求していくことの大切さを学べたことが一番の収穫です。
(山岸さん)