インドは人口のおよそ半分が農業に携わる農業大国だ。
大地を耕し、雨を待ち、天からの恵みを刈り取る。
数千年続く人の営みの原点、農に生きる人々の姿を集めました。
 

ラジャスタン州の麦畑で働く女性。麦穂と同じ色のサリーが素敵だ。
 

大きなクワを手にした老人。用水路から畑に水を引き入れている。
 

綿花を収穫する家族。綿花の栽培はインドの伝統産業のひとつだ。
 

タバコ畑の手入れをする女性。インドは喫煙率がさほど高くないが、噛みタバコ(パーン)を噛む習慣があるので、タバコの葉の需要は多いようだ。
 

田植えをする女たち。深く腰を折って、苗を手で植えていく。
 

メロンを収穫する若者。インドの消費者の好みも多様化し、メロンやイチゴなどの新しい果物を栽培する農家が増えている。
 

キャベツ畑で仕事を手伝う少女。朝晩の気温差が大きいオリッサ州の山間部では、キャベツなどの葉物野菜を栽培する農地が多い。
 

インド南部オリッサ州の農村で畑を耕す少女と母親。少数部族の村では、子供たちの手も借りて農業を行っている。
 

収穫したトウガラシを天日で乾かし、ひとまとめにして市場に出荷する。
 

トウガラシを収穫する女性。赤く色付いたものから摘み取っていく。
 

トウガラシを収穫する女性。
 

タマネギを収穫する女性。タマネギはインドでもっともよく食べられている野菜のひとつだ。