インドの人々にとって、神への祈りは欠かすのことのできない毎日の日課。寺院で、聖地で、川で、家で。様々な場所で祈る姿を集めました。
 

インド最大の聖地バラナシで祈る男。太陽を正面から受け、静かに両手を合わせていた。(インド2016)
 

聖地バラナシの光景。朝の沐浴を済ませたあと、ガートに座って祈る。(インド2016)
 

朝日が昇る6時になると始まる祈祷の儀式。ガンガーの流れ、炎、そして顔を出したばかりの朝日が、バラナシの朝を神聖なものにしている。(インド2016)
 

バラナシで行われる夜のプジャ。ホーリー明けのプジャは特に盛大で、何千人もの観客が船の上からこの儀式を見守る。(インド2016)
 

ラジャスタンの牧民ラバリ族の村の寺院で、プジャの儀式を行う男たち。鐘を鳴らし、太鼓を叩き、歌をうたって神様を讃える。(インド2016)
 

タミルナドゥ州にあるティルチェンドゥール寺院で行われていた儀式。30人ほどの集団が歌い踊りながら回廊を練り歩く。行列の先頭にいる人は地面に寝転がって、体を丸太のようにゴロゴロと回転させながら進む。(インド2012)
 

ティルチェンドゥール寺院で行われていた儀式。太い鉄の棒を頬に突き刺した状態で、ゆっくりと歩く男。血は流れていないものの、彼が相当な痛みに耐えているということは十分に伝わってきた。(インド2012)
 

村祭りの場で、トランス状態になって頭を振り回している女の子。(インド2009)
 

ユニークな顔立ちの神様を祭る祠にお線香をあげ、祈る男。(インド2015)
 

裸で説法をするジャイナ教の聖者。彼は出家してからずっと裸で、一切のものを所有せず暮らしている。(インド2012)
 

オリッサ州の山村に暮らす少女。家の前に曼荼羅のような不思議な模様を描いていた。少数部族の村で行われている宗教儀式だ。(インド2015)
 

川に灯明を流し、祈る男。ヒンドゥー教徒にとって川の流れは神聖なものだ。(インド2015)