今年は酉年。インドには鶏の神様チキンマンがいます(←ウソ)。「鶏肉を食べてマッチョになろうぜ!」と呼びかける鶏肉屋の看板なんだけど、なぜか頭が鶏化しているのがミソ。地方によって様々なバージョンがあります。
ここインドでは鶏肉がもっともポピュラーな食肉です。輸送手段も様々。小さなスクーターに50羽以上の鶏を括りつけた男も。いくら何でもこれは積み過ぎでしょう。鶏さんたちも「なんだこれ?」みたいな顔をしています。
インドでもっとも食べられている肉はチキンだ。毛をむしったあと皮にターメリックを塗って黄色くした鶏肉を売る店。なぜか首つり状態で並べられている。残酷といえば残酷な光景だ。
鶏を頭に載せて運ぶ男。「お、おい。これどういう状態だ?」って顔をした鶏さんたちがかわいいですね。これもダッカの街の日常風景。
バングラデシュの首都ダッカにある鶏専門の市場。大量の鶏が売り買いされている。男のご自慢は白くて立派な体格の鶏。肉質もいいらしい。
養鶏場で働く男。たくさんの鶏の中から、出荷する鶏を無造作にピックアップしていく。元来ベジタリアンが多かったインドでも、経済発展に伴って肉を食べる人が急増している。
バングラデシュ東部チッタゴン丘陵地帯に住む少数民族ムルー族の村で、鶏の羽根をむしる女性。羽根は楽器や耳かきなどに使うという。ムルー族はごく最近まで半裸で生活していたので、女性が上半身裸でいるのも珍しくない。
東ティモールの男たちをひきつけてやまないのが闘鶏。日曜になると、自慢の鶏を棟に抱えた男たちが、市場に設けられた闘鶏会場に集まってくる。
ネパールの子供が鶏のヒナを手にして遊んでいた。親鳥の「それ、私の子供なんですけど!」と抗議する顔が面白かった。ネパールの幼児は下半身裸でいることが多い。小でも大でも、したくなれば庭先ですればいいからだ。