スーパーやショッピングモールが増えつつはあるが、いまだにインド庶民の買い物は市場で行うのが普通。特色ある市場の写真を集めました。
 

パンジャブ州ムクトサールのナイトマーケット。野菜や果物をガス灯の明かりの元で売っている。(インド2009)
 

アンドラプラデシュ州のトマト市場。このあたりで収穫されたトマトが集められ、箱詰めされてから、次々とトラックで出荷されていく。1日に700トンから1000トンものトマトが取引されているというからすさまじい。もちろんそこらじゅうトマトだらけで、足の踏み場もないほどだった。(インド2012)
 

真っ赤なトウガラシはスパイシーなインド料理に欠かせない食材だ。市場には大量のトウガラシを天日干しする男たちの姿があった。トウガラシ専門の市場で働く男たち。ちなみにインドはトウガラシの生産量でぶっちぎりの世界ナンバーワン(137万トン)であり、2位の中国に(30万トン)に4倍以上の差をつけている。インドのカレーが辛い理由がここにある。(インド2015)
 

トウガラシ専門の卸売市場で声を張り上げる仲買人。(インド2012)
 

市場でココナッツを売る男。踊るようなアクションと独特のだみ声の口上で、お客にアピールしていた。(インド2007)
 

日中凄まじい暑さになるインドでは、涼しい夜の方が市場に活気がある。(インド2012)
 

市場で野菜を売る女。野菜も色鮮やかだが、おばさんが着ているサリーも実にカラフルだ。(インド2015)
 

アンドラプラデシュ州の市場は女たちが仕切っている。一見すると強面のおばちゃんがにらみを利かしているようだが、陽気で威勢の良い人だった。(インド2016)
 

トマトはインドでももっともポピュラーな野菜のひとつ。値段も安く、1キロ10〜20ルピーほどだ。(インド2016)
 

バラの花を量り売りする市場の男。プジャ(宗教儀式)などで大量に使われる色鮮やかな花は、インド人にとってとても身近な存在だ。(インド2016)
 

ムスリムの果物屋
。思わぬところで、思わぬイケメンに出会えるのがインドって国だ。ムスリム帽を被った渋い男前が、市場で果物を売っていた。ヒゲと伝統衣装が憎らしいほどきまっている。(インド2016)
 

ジャガイモ、ナス、ニンジン、カリフラワー。市場に並ぶ色とりどりの野菜がインドの食卓を彩る。(インド2015)