「電子情報科・川浪」と胸に刺繍された制服が、一体どのような経緯をたどってバングラデシュに住むチャイ屋の主人が着ることになったのか。なかなか興味深いです。
古着として出された制服が、どこかの業者に引き取られて、回り回ってバングラデシュまで運ばれたということなのでしょう。制服って丈夫にできているから、何年経っても着続けられそうだし。
バングラデシュの街角で出会った少年のシャツがファンシーすぎる件。
バングラデシュにもメンズエステの時代が到来? おじさんが美顔パックをしているのかと思いきや、床屋さんで髭を剃っているだけでした。しかしヒゲっておでこにも鼻にも生えるものなんですかね?
バングラデシュの路上で靴を修理する男が、なにげに渋イケメンだった。オーランド・ブルームが15歳ぐらい年取ったら、こんな風になるのかな。
ATMの前で居眠りする警備員。「中に入りたいときは起こしてくれ」って事でしょうか。寝ていても職務は全うする。見上げた警備員魂です。
被写体が真ん中にある写真を、俗に「日の丸構図」と呼びますが、被写体が真ん中よりも少し左に寄った写真を「バングラ旗構図」と呼ぶってのはどうでしょう。ちなみにバングラデシュの国旗が左に寄っている理由は「はためいたときに中心に見えるように」とのことです。
42回目の誕生日を迎えました。ケーキもローソクもなく、やたらフレンドリーなバングラ人の男たちに囲まれながら、一日が過ぎていきました。いい写真が撮れるように、これからも頑張って旅を続けます。
カーフェリーにバイクを積んで、メグナ川の対岸に渡る。川といってもまるで海のように広く、対岸に渡るのに1時間半もかかる。デッキは涼しい風が吹き抜けて、とても気持ちいい。
船に乗っていると「いま旅をしている」という気持ちが強くなる。どうしてだろう?
きっと暇だからだ。運転する必要はなく、時間と空間がゆるゆると運ばれていく。目の前の光景が少しずつ移動する。それが旅情を刺激するのだ。
バングラデシュは「川の国」だ。国全体を網の目のように川が流れている。昔から輸送の主役は船だった。船着き場には、おおぜいの男たちが荷を運ぶ姿がある。