写真家・三井昌志のオンライン旅トーク。
シリーズ第9回は「最後のフロンティアの今」と題して、8月30日に行います。(※トーク内容は2017年に全国4都市で開催した「帰国報告会2017」と同じです)。
新型コロナウイルスの影響で、当分のあいだ海外を自由に旅することが難しくなりましたが、そんな時だからこそ、自宅にいながらリアルな海外の様子を知り、旅に思いを馳せる機会を作りたいと考えました。合言葉は「ステイホーム、それでも心は旅の空」。驚きと発見に満ちたトークライブにぜひご参加ください。
シリーズ第9回は「最後のフロンティアの今」
大きな変化の途上にあり「最後のフロンティア」とも呼ばれるミャンマー。経済発展著しい都市部には次々と新しいビルが建設されている一方で、田舎には昔ながらの素朴な暮らしが残っています。旅の後半には山岳地帯をバイクで越えて、国際問題にもなっているロヒンギャ族の村々を訪れました。市民権を奪われ、移動の自由を許されないロヒンギャの人々からは、差別され続ける者の怒りや憤りと共に、「それでもこの土地で生きていく」という強い決意を感じました。
次に訪れたバングラデシュは世界屈指の人口密度を誇る「人の国」。それでいて訪れる旅行者も少なく、ニュースでも取り上げられることのない「知られざる国」でもあります。そんなバングラデシュは実は(少なくとも僕にとっては)とても魅力的な国です。それは人力に頼った仕事ぶりが目を引く、働き者の国だから。人が生きているというエネルギーが感じられる写真をたくさんご覧いただきます。
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【講演の内容】
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●食べるお茶、タナカ、飴細工。ミャンマーの職人たちを撮る。
●ロヒンギャの村を歩く。市民権を奪われた人々が、それでも土を耕す理由。
●ネスカフェマンと鶏帽子。過密都市ダッカの日常に溢れる不思議な光景。
●埃と石炭にまみれても。人力に頼った国・バングラデシュの現実。
●質問コーナー(みなさんからの疑問・質問に徹底的に答えます)
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【日時】
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・8月30日(日) 14:00開始 15:30まで
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【参加方法】
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・視聴にはオンラインビデオサービス「Zoom」を使用します。事前にアプリをインストールしておけば、パソコンでもスマホでもご覧いただけます。
・チケット購入者にはZoomでの視聴に必要な「ミーティングID」と「パスワード」をメールでお知らせします。
・開演30分前からZoomミーティングに入室できますので、IDとパスワードを入力してご視聴ください。
・講演の最後に質疑応答の時間を設けますので、Zoomのチャット機能を使って聞きたいことを入力してください。
・チケットの性質上、キャンセルによる返金はできません。あらかじめご了承ください。
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【全11回のトークすべてが視聴可能なシーズンパスについて】
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・このトークシリーズは、1時間20分程度の講演を3ヶ月間(全11回)毎週2回行う予定です。基本的には「金曜日の夜」と「日曜日の午後」に開催します。参加費は各回500円です。
・シーズンパス(3900円)を購入された方は、全11回の講演すべてにご参加いただけます。
・さらにシーズンパス購入者には、これまでのトークすべてを高画質の動画でいつでもご覧いただけるアーカイブページへのアクセス権を差し上げます。アーカイブページは毎週、オンライン旅トークの終了後に更新されます。
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【講師プロフィール】
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三井 昌志(みつい まさし)
写真家。1974年、京都市生まれ。アジアの辺境をバイクで旅しながら「笑顔」と「働く人」をテーマに写真を撮り続けている。2020年には8度目のインド一周バイク旅を敢行。出版した著作は「渋イケメンの旅」(雷鳥社)など10冊。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2018グランプリ受賞。
公式サイト「たびそら」 http://tabisora.com/