ウクライナに開発拠点を置くスカイラム社が開発したフォトレタッチソフト「Luminar Neo」は、読み込んだ写真をAIを使って解析し、適切な補正を行ってくれるという優れた写真編集ソフトです。特に風景写真とポートレートには驚くほどよく効きます。このページに掲載している写真も全てLuminarを使ってレタッチ処理を行ったものです。
Luminarイチオシ機能の「AI補正」を使えば、つぶれているシャドー部分のディテールが簡単に引き出せますし、「ポートレート」のフェイスライトは人物の顔の部分だけを自然に明るくしてくれて、レフ板が不要になるんじゃないかと思うほどの効果を示してくれることもあります。
僕がもっともよく使っているのは「スーパーコントラスト」という機能で、これはトーンカーブを使ったコントラストの調整よりもダイナミック（という表現が最も近いと思うのですが、とにかくカッコよく変化します）にコントラストが上げられるというツールです。こうした独自の機能を使い込むことによって、写真の印象を強めることができるのが、Luminarを使うメリットです。
新機能を搭載したLuminar Neoが登場！
サブスクリプション購入のみのLightroomとは違って、Luminarは通常のダウンロード販売を行っているので、一度購入すれば何年でも使い続けることができます。しかし毎年新機能を盛り込んだバージョンアップ製品がリリースされていて、僕のようなLuminarファンは結局は毎年購入することになるのですが･･･。
2022年にリリースされた新バージョン「Luminar Neo」にもいくつかの新機能が搭載されました。「リライトAI」もかなり強力なツールです。これは、逆光や暗い状況で撮られたポートレート写真の被写体に対して、自動で光を補ってくれるというマジカルなツールです。
それから、Luminar Neoでもっとも進化したのは「マスキングツール」です。もともとLuminar AIにもマスク機能はありましたが、今回のバージョンアップによってAIが自動的に被写体や空だけを選んでマスクをかけてくれる新機能が搭載されました。同様の機能は2021年にLightroomに搭載されていますが、Luminarもこれに追いついたということですね。すべてのツールに対してマスクがかけられるので、より精密な補正が行えるようになりました。
「ほこりを除去」も注目の新機能です。LightroomにもLuminarにもデジカメのセンサーゴミを除去する機能はありますが、ゴミを探し出してスポットを指示してやる必要がありました。これは確かに面倒な作業なので、自動化してくれると大変ありがたいですね。
「電線を除去」は、空に架かる電線を自動的に消してくれる機能です。とても良い風景なんだけど電線が邪魔をしている場合に、このツールは有効です。もちろん全ての状況で完璧に消えるわけではありませんが、例えば下の写真のような状況だと、電線だけを一瞬で消してくれるのです。本当に魔法のようですね。
LuminarにはRAW現像機能のほかに、画像閲覧ソフトとしての機能もあるので、スタンドアローンで写真編集を完結させることも可能なのですが、僕はLightroomと併用しています。画像の選択と管理、そしてRAW現像まではLightroomで行い、最後の仕上げにLuminarを使うというやり方です。
Lightroomは設定のコピペや、プリセットを使うことで、大量の写真を一気に現像処理することができますし、動作も機敏でストレスがないのが良い点です。Luminarは短時間で写真にドラマチックな表現を加え、印象を強めることができるツールです。お互いの長所と短所を理解し、それを使い分けることで、より短時間で写真を仕上げることができるのです。
1100円安くなる！プロモーションコード
現在、Luminar Neoはこちらでダウンロード販売されていますが、プロモーションコードに「TABISORANeo」と入力すると自動的に1100円値引きされます。（クレジットカードの決済画面が出たら「プロモーションコードを入力」をクリックして、「TABISORANeo」と入力してください）
Luminarをお得に買って、使い込んでくださいね。
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