インドでバイク一週の旅も残り2週間を切りました。ここで旅の一日を紹介しましょう。
起床は6時。だいたいこの時間になると目が覚めます。ポテトチップスやブドウなんかの朝食を食べながら、ネットやメールのチェックや仕事をしたりします。
荷物をまとめて、宿をチェックアウトするのは8時半ごろ。それから日が暮れるまでは、バイクで移動しているか、町を歩いて写真を撮ります。移動距離は一日150キロから200キロぐらい。給油は一日に一度のペース。よく歩く日は2万歩以上歩きます。
6時半に日が暮れると、泊まるところを探します。高級そうでもなく、かといってボロボロでもない、ちょうど良い感じの安宿を探すんだけど、うまく見つかる保証はないので、どこかで妥協しなければいけません。プライオリティーの筆頭には「静かさ」が来るのですが、インドで静かな宿を探すのは至難の業。いつも「こんなものか」と思ってチェックインした後に、「すげぇうるさい!」と後悔することになります。騒々しいインドの町に耳が慣れている状態で判断するから、騒音を過小評価してしまうんですね。
7時頃に宿にチェックインして、すぐに夕食を食べに出かけます。うまそうな食堂を探して町をうろうろするときもあるし、ホテルの近くで済ませることもある。それから宿に戻ってシャワーを浴びて、埃を浴びて汚れた服を洗濯をして、やっと落ち着くのが8時過ぎ。
それから写真をチェックして、旅の記録を書きます。一日1000枚以上写真を撮った日は、チェックにものすごく時間がかかって、その日のうちに終わらないこともある。それでもこの瞬間が一日でもっとも幸福な時間です。寝るのは12時ぐらい。
4ヶ月こんな日々を繰り返しています。いつも「ランチに何を食べた」みたいなOL風ツイートしかしていないじゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、昼間はご飯を食べているとき以外は、ほとんどバイクに乗っているか、町を歩いて写真を撮っているので、常に両手がふさがっているのです。
今回の写真はインドの子供たち。いろんな表情を撮りました。
携帯ショップの店先で、食い入るように動画を見つめるムスリムの子供たち。現代的な光景だが、懐かさを感じる場面でもある。
ラジャスタン州の中学校で出会った生徒たち。質素というか、予算があまりない貧しい学校だった。
僕だって釘ぐらい打てるんだからね。インドの子供は働き始めるのが早いが、この子はいくら何でも早すぎだね
笑っちゃうよね。何がおかしいのかわかんないけど。お腹の底から次々に笑いがこみ上げてきて、口の外にこぼれてきちゃうんだ。
きらきらした瞳の男の子。
ぼく、ラクダととっても仲良しなんだよ。ほらね。
山羊の乳搾りは少年の日課だ
ムスリムが多く住む町で遊んでいた女の子たち。幼い子でもヒジャブをちゃんと被っている。
かわいいリキシャ風三輪車で遊んでいる子供たち。この子たちの中から将来のスリーウィラー運転手が生まれるのだろうか?