ヤンゴンからマンダレーにやってきて、まず行ったのはバイクを借りること。これがないと、僕の旅は始まらないのです。

 

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 今回僕が借りたのは、中国製(ANBOという謎のメーカー)の110ccスクーター。初日にいきなりパンクして、幸先悪いなぁ、大丈夫かなぁと思っていたのですが、その後はトラブルもなく、順調に旅を進めることができました。

 

マンダレーをバイクで旅する

 さっそくマンダレー郊外をバイクで走り回りました。
 マンダレーは僕にとって特別な街です。下町情緒がそのまま残る雰囲気も、郊外に広がる農村地帯も、とてもいい。気が付いたら昼飯を食べるのを忘れていた、という展開が最高です。腹が減っているのに気が付かないぐらい、街歩きと撮影に集中していたってことだから。そうしていると、こんなとびっきりの笑顔に出会えるのです。

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 バイクでマンダレーの西にある僧侶の町ザガインに向かう。僧院を訪ねると、若い修行僧がお経の暗唱に励んでいた。ひときわ大きな声を張り上げる彼の表情は、ロック歌手のようだ。仏教ってアナーキーで、ちょっとパンクなところがあるよね。

 

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 ザガインのお坊さんに日本語を教わっている大学生たちと記念撮影。来月、日本語検定試験を受けるというテイテイハンさんの夢は、日本の大学で核物理学を勉強すること。ちなみに5人の女性のうち4人が理系でした。

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 焼き物の村を訪れた。ミャンマーの街角でよく見かける素焼きの水瓶を、女たちが作っている。腰のくびれに水瓶をはさんで歩くその姿は、とても洗練されていた。

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ミャンマーの食べ物

 ミャンマー料理は油っこいことを除けば、日本人の口に合うと思います。インド料理のように辛すぎるわけでもなく、野菜も豊富に使っているのでヘルシーです。

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朝食は街中に無数にあるカフェで食べます。揚げパンと紅茶。コンデンスミルクがたっぷり入った甘いミルクティーの中に、揚げたて熱々の揚げパンをどっぷり浸していただきます。ミャンマーはB級グルメが充実した国です。

img_4246本日のランチは、街道沿いの安食堂で、ミャンマースタイルの定食。メインの鶏肉油煮を取ると、副菜5皿とスープが自動的に付いてくる。タケノコの煮物、オクラのスープが特に美味かった。満腹。

 

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本日のランチは市場の中の食堂で、小エビの姿揚げをメインに。すぐそばの船着場で水揚げされた新鮮なエビだけに文句なく美味いです。1200チャット(100円)

 

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晩ご飯は、山羊の脳みそ。ミャンマーの安食堂はアクロバティックな食材(ウサギとか猫とか)をごく普通に置いているから驚く。山羊の脳みそ、味の方は豆腐とチーズを足して二で割った感じ。クリーミーだけど意外にさっぱりしてうまいです。

 

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今日のランチはコオロギの姿揚げ定食。見た目はアレですが、意外にうまかった。味はエビに近く、油で揚げてあるため香ばしい。「えびせん」に近いです。ビールのつまみにも最適(かも)。