セルフィーにのめり込んで事故死する人が世界一多いインドで、ついにムンバイで「自撮り禁止地区」が指定されたそうです。確かにインドを旅していると、やたら「セルフィー撮ろう」と言われます。というわけで今回はセルフィー特集です。
 

ターバンを巻いたシク教徒の親子とセルフィー。一見すると厳めしい印象ですが、意外と撮られ好きでお茶目な性格の人が多いんです。
 

ハイデラバードの観光地「チャール・ミナール」の前で出会ったヒゲの濃い若者と。インド人かと思ったらイラン人だった。テヘランから家族旅行で来たという。「インドはどう?」と聞くと「すごいね。なんかクレイジー」と笑った。
 

穀物の卸売市場で働く「運び屋」の男たちと一緒に。今はピーナッツの取引が盛んでした。
 

牛で畑を耕しているおじさんを撮ったら、「お前もやってみろ」と言われたので、耕すことに。ウソです。耕してはいません。ただ耕す真似をしているだけです。
 

女装集団ヒジュラのグループに会った。「やっだー、なんでこんなところをガイジンが歩いてるわけ? ねぇねぇ一緒に写真撮りましょうよ」と言われて撮ったセルフィーです。
 

田植えをしている家族を撮影した後に一枚。泥だらけになった足を洗う場所を親切に教えてくれました
 

これがインドの結婚式で男性が着る衣装。王子様のイメージです。細かな刺繍が施されている高級品で、1着1万6000ルピー(3万円)。隣はこの服をデザインした服飾デザイナーのカウシャル君。
 

IT関係のアウトソーシングを請け負っている会社で働く若者たちと。イギリスやアメリカの企業のサイトにトラブルが起きないか24時間体制で監視している。グローバル化とITの進展が、インドの地方都市に雇用を生み出している。
 

グジャラート州で出会った遊牧民のおじさんと。羊、牛、水牛、ラクダを放牧している。それにしても日本人の僕とは全く顔立ちが違いますね。やっぱり遊牧民のおっちゃんはタフで男らしい面構えだ。
 

鋳造工場で溶けた鉄を型に流し込む。1600度まで熱せられてドロドロになった鉄は、水のようにさらさらと流れていきます。
 

よそのうちの子供を抱っこするのって、ちょっと緊張しますね。この子は突然ガイジンに抱かれたのに、泣きもせずおとなしいものでした。