トラブルは多かれ少なかれ必ず起こります。大切なのは、トラブルが起きてもパニックにならないよう心の準備をしておくことです。
大切なのはステップを踏み続けること。不格好でもいいから、足を止めないことなんです。
ただ路地裏に座って日向ぼっこしているだけなのに存在感がある。そういう男性が実に多いのです。
実際のところ、コーラはドーサにもプーリにも合わない。というか、コーラに合うインド料理なんてあるんだろうか?
「人間も動物のひとつに過ぎないんだなぁ」なんてことを考えてしまうのです。
日本の若者を外国で見かけなくなったという印象は確かにある。インドでも韓国人や中国人を見かけることはあっても、日本人にはなかなか会わない。
宿ではいつも一人だけど、町を歩けば「元気か?」「どこからきた?」「写真撮れよ!」と次々に声がかかる。
飽きることが奨励され、変化するもの、新しいものに価値をおく。そんな日本にいるとちょっと疲れる。
インドの道路を走っている限り常に危険と隣り合わせだし、バイクはしょっちゅう故障する。「安全」「快適」とは真逆の旅だ。
「ずっと若者でいたい」と思っているわけではない。いつかは必ず僕にも体力的な限界が訪れるだろう。でも今はまだ、そのときではない。