幸いなことに、カメラが壊れて使い物にならなくなった、という事態に陥ったことは一度もありません。
「あなたが死ねばみんなゴミなのだ」 その通り。僕らはもっとシンプルになるべきなのかもしれません。
青春というものは不可逆的に失われゆくものだ。そういう哀しみのようなものを、僕はこの「一号線を北上せよ」から感じてしまうのです。
旅フォトグラファーにとって、デジタルカメラのメリットは計り知れない。
今までいろいろな航空会社の飛行機に乗ってきたけれど、一番機内食が美味しくてサービスも良かったのがエミレーツ航空だった。
特に女性からの誘いに弱い。どうです? 当たってませんか?
実際のところ、僕にとって「写真を撮ること」よりも重要なのは「その場所に立っていること」の方だ。
「ウノハウス」は「変」な宿だった。外見は京町家風。「町家」なんていうと文化遺産のようにも聞こえるけれど、要するにただの古い民家である。
彼はイラクに行って死んだ。僕はイラクに行かなかったが、行く可能性はゼロではなかった。いくつかの可能性を取捨選択する中で、僕は今ここに生きている。
美味しいものを食べ、青空の下で遊び、大声で歌う。それだけで人は幸せになれる。