アジアには様々な家族のかたちがある。大家族もいれば、核家族もいるし、家を持たない流浪の民もいる。
共通しているのは、大切なものを守り抜くという気持ち。人は一人では生きていけない弱い生き物だから。
 

母親と子供は流浪の民の一員だった。町の郊外の原っぱに30人ほどの集団が集まり、地面にビニールシートを敷いて、寝泊まりしている。森で蜂蜜をとって生計を立てているという。(インド2016)
 

オリッサ州の山村で出会った親子。小さな子供を抱く母親はまだ10代だ。(インド2016)
 

牛車に乗って移動する農家の家族。グジャラート州の田舎ではよく見られる光景だ。(インド2016)
 

グジャラート州の伝統衣装を着て並ぶ姉妹。とてもよく似た顔立ちだ。(インド2016)
 

ブータンの農村で暮らす家族。台所にはガスコンロと電気炊飯器があった。献立は赤米のご飯と、豚の脂身の炒め物、それからトウガラシとチーズを煮込んだ伝統料理エマダチだった。(ブータン2016)
 

幼い子供をおぶって歩く母親。子供が風邪を引いたので病院に薬をもらいに行く途中だという。ブータンでは大人も子供も医療費はすべて無料だ。(インド2016)
 

東ティモールは本当に子だくさんの国だ。だから赤ん坊の面倒はとても母親一人で見られない。こんな小さな子供も立派に子守を務めている。(東ティモール2008)
 

孫娘を自転車に乗せて二人乗り。日焼けを気にしてか、帽子を二つも重ねていた。(ミャンマー2008)
 

孫を抱きながら眠るムスリムの男。同じ顔をしてお昼寝中なのがかわいい。(インド2016)