いま、本当に伝えたいことを、生きた言葉で語りたい。
年に一度の特別なトークライブ「三井昌志・帰国報告会」と「写真教室ステップアップ編」を5月6日に大阪・十三で開催します。
今回の報告会でお話しするのは、ミャンマー、バングラデシュ、インドの3ヶ国について。披露するエピソードは、ツイッターやブログに書いていない新鮮なネタがほとんどです。
3年ぶりに訪れたミャンマーは、大きな変化の途上にありました。経済発展著しい都市部には次々と新しいビルが建設されている一方で、田舎には昔ながらの素朴な暮らしが残っています。旅の後半には山岳地帯をバイクで越えて、国際問題にもなっているロヒンギャ族の村々を訪れました。市民権を奪われ、移動の自由を許されないロヒンギャの人々からは、差別され続ける者の怒りや憤りと共に、「それでもこの土地で生きていく」という強い決意を感じました。
次に訪れたバングラデシュは世界屈指の人口密度を誇る「人の国」。それでいて訪れる旅行者も少なく、ニュースでも取り上げられることのない「知られざる国」でもあります。そんなバングラデシュは実は(少なくとも僕にとっては)とても魅力的な国です。それは人力に頼った仕事ぶりが目を引く、働き者の国だから。人が生きているというエネルギーが感じられる写真をたくさんご覧いただきます。
インドは今回で5周目。バイクで累計8万キロを走破し、すっかりインド旅のベテランになってしまいましたが、それでもまだインドは謎だらけ。新鮮な驚きに満ちています。そして忘れてはいけないのが「渋イケメン」たち。今回も渋くて魅力的な男たちの姿をたっぷりとご紹介します。普通の日本人がインドに対して抱く「怖い」「汚い」「カレー」という3Kのイメージを覆す、親切で美しい(でもやっぱりカレーが大好きな)インド人の姿を伝えます。
みなさんからの質問にもどんどんお答えします。もちろん初めて参加する方も大歓迎です。ぜひお友達と誘い合わせてご参加ください。(報告会終了後には「写真教室ステップアップ編」も行います。こちらもぜひご参加ください)
※前回の報告会と前々回の報告会の感想はこちらをご覧ください。
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【講演内容(の一部)】
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●食べるお茶、タナカ、飴細工。ミャンマーの職人たちを撮る。
●ロヒンギャの村を歩く。市民権を奪われた人々が、それでも土を耕す理由。
●ネスカフェマンと鶏帽子。過密都市ダッカの日常に溢れる不思議な光景。
●埃と石炭にまみれても。人力に頼った国・バングラデシュの現実。
●マッチョでありながらお茶目。渋イケメンの国・インドで出会った男たち。
●変わりゆく価値観と守るべき伝統。砂漠の古城に住む21代目当主の孤独。
●白い綿花からカラフルなサリーが生まれる。美しきインドの伝統衣装を作る現場を追った。
●きっと十年後には消えてしまう。変わりゆく仕事と、それを写真に撮る意味。
●質問コーナー(みなさんからの疑問・質問に徹底的に答えます)
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【日時と場所】
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2017年5月6日(土) 11:00~13:15(10:45受付開始)
阪急「十三」駅より徒歩3分 [JEC日本研修センター・会議室A](地図)
参加費用:2500円
※報告会終了後には「写真教室ステップアップ編」を行います。
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【お申し込み】
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報告会への参加をご希望の方は、件名に「帰国報告会@大阪参加希望」と書いて、メールをお送りください。( masa@tabisora.com )
メールには、お名前(複数参加の場合は、全員の名前)と、参加希望日と会場を明記してください。後ほどこちらから確認のメールをお送りします。
申し込みの締め切り日は報告会前日までですが、会場が定員に達した場合には、その時点で申し込みを締め切らせていただきます。予めご了承ください。
写真教室・ステップアップ編
報告会終了後に「写真教室・ステップアップ編」を行います。これは今まで大阪で毎年行っていた「写真教室・初級編」の続編で、より踏み込んだ内容です。(東京で行われた写真教室・ステップアップ編の感想はこちらをご覧ください)
テーマは「心を揺さぶる写真を撮る!」。単なる記念写真、記録写真から脱出して、見る人の心を揺さぶるような写真を撮る方法についてお話しします。
第1部では、写真にとってもっとも大切な「構図の作り方」と「光を生かす方法」を、実際の作品を見ながら具体的に解説します。また長年にわたって世界を旅してきた経験を元に「人の笑顔を引き出す方法」や「感性の鍛え方」も伝授します。すぐに役立つ旅の撮影テクニックや、写真を仕事にする方法なども教えます。
第2部では、デジタル写真において極めて重要になった色補正とRAW現像について詳しく解説します。デジタル写真は撮ったままではその魅力を十分に引き出すことができません。正しい色補正の知識と現像テクニックが、写真の印象を大きく変えるのです。
そして第2部の後半では、受講者のみなさんが過去に撮影した作品を三井が講評し、アドバイスを送ります。これまで何となく写真を撮っていたけど、自分の写真の何が良くて、何が悪いのかイマイチわからない・・・そんな方に体験していただきたいワークショップです。
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【日時】
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2017年5月6日(土)
14:00 写真教室ステップアップ編「第1部」開始 (13:45受け付け開始)
16:15 写真教室ステップアップ編「第2部」開始 (16:00受け付け開始)
18:30 終了予定
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【会場】
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阪急「十三」駅より徒歩3分 [JEC日本研修センター・会議室A](地図)
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【写真教室・ステップアップ編の内容】
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●第1部
・すぐに役に立つ撮影テクニック
・構図の引き出しを持つ
・光の見方、生かし方
・いい表情を引き出すために
・写真家になる方法――僕はこうしてプロになった
・写真力の鍛え方、感性の磨き方
●第2部
・写真をより魅力的に見せる色補正、RAW現像、レタッチの方法
・作品の講評とアドバイス
・質疑応答
(当日の内容は多少変わることがあります)
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【作品講評】について
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第2部では、受講者のみなさんが過去に撮影した写真を事前に提出していただきます。当日には、三井がそれぞれの作品の講評とアドバイスを行い、優秀作品を選びます。提出していただく写真は「旅」または「人」をテーマにしたもの。あなたが感動した瞬間が伝わる写真であれば、上手い下手は関係ありません。
自分の作品を人に見せるというのは緊張感を伴うもの。しかし他者からの視線を意識することによって、写真表現は確実に深化します。他の参加者の作品を見ることで、気付かされることも多いと思います。ぜひトライしてください。
(提出していただく写真については、折り返しメールで詳しくご説明します)
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【対象者】
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・デジタルカメラをお持ちの方なら、どなたでも参加できます。
・絞りやシャッタースピードなどの基礎知識をある程度お持ちで、「さらに自分の写真を磨きたい」「印象に残る一枚を撮りたい」と考えている方に適した内容です。
・「写真教室は初めて」という方にも気軽に参加していただけます。「初級編」に参加していなくても問題ありません。
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【受講料】
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○「第1部」…3500円
○「第2部」…3500円
どちらか一方だけを受講することもできますが、可能な限り二つを通して受講(の場合は7000円)されることをお勧めします。(受講料は当日お持ちください)
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【申し込み】
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件名に「写真教室ステップアップ編(5月6日)・参加希望」と書き、本文に以下の内容をご記入の上、メールをお送りください。
e-mail: masa@tabisora.com
なお、定員に達した場合には、事前にお申し込みを締め切ることがあります。
・メールに記入していただく内容
お名前(複数で参加する場合には人数分) :
どのレッスンに参加しますか? 【第1部】 【第2部】 【どちらにも参加】
帰国報告会(同日11時から)に参加しますか? :
写真歴 : 年
使用カメラ :
当日ぜひ聞いてみたことは何ですか? :
※「第2部」に参加される方には、のちほど作品の提出についてのメールをお送りします。