今年6月に行った「写真教室ステップアップ編」でもっとも反響が大きかったのが、RAW現像とレタッチ術でした。そこで今回は、写真を撮った後のこと――ファイルの整理とRAW現像＆レタッチ術――に特化した教室を開くことにしました。
いい写真を撮るためには、フィールドに出て、場数を踏み、たくさんシャッターを切ること――今も昔もこれは変わりませんが、デジタル写真の時代になったことで、新たに「写真を仕上げる技術」が求められるようになりました。もちろん、カメラまかせの「JPEG撮って出し」でも、それなりに美しい写真は撮れます。しかし、撮影者の意図をより強く反映させて、写真を「作品」に昇華させるためには、RAW現像とレタッチの技術を身に着けることがとても重要なのです。
僕自身、10年以上前からRAWでの撮影を続けてきましたが、その重要性にはっきり気付いたのはLightroom（ライトルーム）を使い始めたのがきっかけでした。Lightroomは機能が豊富なのに操作が直感的でわかりやすく、自由度が高いのが特徴です。写真のインパクトをより強めることもできるし、失敗写真を救うこともできる。しかも写真を整理するときにも非常に便利。「デジタル写真をやっているのなら、これを使わない手はない」と言ってもいいぐらいの万能ソフトなのです。
今回の講座では、このLightroomを使ったRAW現像の基礎から応用まで幅広く学んでいただきます。
フォトレタッチにおいてもっとも重要なのは、自然な仕上がりにすること。リアルで自然な写真でありながら、より印象深く写真を仕上げるためのノウハウと、三井流の「秘伝のレシピ」を伝授します。（今回お話しするのは「写真教室ステップアップ編」の内容とは大幅に変わりますので、すでに「写真教室ステップアップ編」を受講された方にも十分役に立つと思います）
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【対象者】
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RAW現像とフォトレタッチについてある程度の知識があり、より深く知りたいという方。現在、Lightroomをお使いの方はもちろんですが、まだユーザーではなくても「まず何が出来るのか知ってからトライしたい」という方であればOKです。
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【講座の内容（予定）】
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●Lightroomの機能紹介。写真の超整理法。写真の検索術。
●RAW現像の基礎。各パラメーターの効果を学ぶ。
●RAW現像の実践。Lightroomの真髄・フィルターとブラシの使い方のコツ。自然に仕上げるためのノウハウ。
●プラグインソフトで最終仕上げ。Nikコレクションの使い方。
●質問コーナー（みなさんからの疑問・質問に徹底的に答えます）
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【日時と場所】
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2017年11月19日（日） 18:00〜21:00（17:45受付開始）
中央線「荻窪駅」から徒歩10分 ［カタコトキッチン］ 東京都杉並区上荻2-4-12 （地図）
参加費：5500円（ディナー付き）
※写真教室の開始前には、同じ会場で「渋イケメンの世界・出版記念トークライブ」を行います。こちらもぜひご参加ください。
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【お申し込み】
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件名に「写真教室＠荻窪・参加希望」と書き、本文に以下の内容（コピーしてメールに貼り付けてください）をご記入の上、メールをお送りください。
e-mail: masa@tabisora.com
なお、定員に達した場合には、事前にお申し込みを締め切ることがあります。予めご了承ください。
・メールに記入していただく内容
お名前（複数で参加する場合には人数分） ：
同日16:00からの「渋イケメンの世界・トークライブ」に参加しますか？ ：
使用カメラ ：
当日ぜひ聞いてみたことは何ですか？ ：
RAW現像でこんなに変わるんです
RAW現像によってどれだけ写真の印象が変わるのか。それがよくわかる実例を挙げてみます。
どうでしょう。かなり違いますよね。撮ったままの状態（上）とLightroomでの現像処理後（下）を並べて見比べると、違いがはっきりします。ここに挙げたのは極端な例ばかりなので、すべての写真がこれほど劇的に変化するわけではありませんが、Lightroomのポテンシャルの高さは理解していただけると思います。
