写真家・三井昌志のオンライン旅トーク。「シーズン2」では、世界各国で遭遇したユニークな伝統文化について、写真を交えながらお話ししています。
第5回は「ネパールとスリランカの旅」と題して、10月4日(日)に開催します。
第5回「ネパールとスリランカの旅」
ネパールは人々の笑顔が光り輝いている国でした。特に少女たちの笑顔は特別です。表情が生き生きとしていて、瞳がきらめいているのです。心の奥底まで見通せるような透明な眼差しをたっぷりとご覧いただきます。
ネパールの農村の暮らしはとてもシンプルでした。朝起きて、畑を耕し、山奥で薪を拾い集め、質素なご飯を食べて眠る。毎日がその繰り返しです。そんな単調な毎日に彩りを添えるのがお祭りや結婚式。特にダサインと呼ばれる収穫祭は村人にとっても、犠牲となる山羊たちにとっても特別な期間。強烈なお祭りの一部始終を紹介します。
スリランカは「午後の紅茶」の故郷。中部の高原地域はお茶畑で埋めつくされていました。茶農園で働いているのはインドから渡ってきたタミル人労働者たち。その実直な働きぶりに感銘を受けました。
2009年には、26年間続いていたスリランカ内戦がようやく終結しました。しかし、国を二分する戦いは人々に大きな傷を残しました。美しい海に囲まれた島国が平和な日々を取り戻すまでの道のりについて考えます。
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【講演の内容】
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・ネパールの子供たちの瞳はなぜ輝いているのか。
・サリタの11年。少女はあっという間に大人への階段を駆け上った。
・ネパールの田舎に泊まろう。不便な暮らしの中にある安らぎ。
・残酷な祭りダサイン。血しぶきが飛び交う一日。
・出稼ぎ労働者が変えるネパールの未来。
・セイロンティーの故郷を訪ねる。お茶の栽培に最適な場所とは。
・タミルの虎の最期。内戦がスリランカに残した傷跡の深さ。
・質問コーナー(みなさんからの疑問・質問に徹底的に答えます)
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【日時】
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・10月4日(日) 14:00開始 15:30まで
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【参加方法】
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・視聴にはオンラインビデオサービス「Zoom」を使用します。事前にアプリをインストールしておけば、パソコンでもスマホでもご覧いただけます。
・チケット購入者にはZoomでの視聴に必要な「ミーティングID」と「パスワード」をメールでお知らせします。
・開演30分前からZoomミーティングに入室できますので、IDとパスワードを入力してご視聴ください。
・講演の最後に質疑応答の時間を設けますので、Zoomのチャット機能を使って聞きたいことを入力してください。
・チケットの性質上、キャンセルによる返金はできません。あらかじめご了承ください。
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【全11回のトークすべてが視聴可能なシーズンパスについて】
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・このトークシリーズは、1時間20分程度の講演を毎週2回、全11回開催する予定です。基本的には「水曜日の20時」と「日曜日の14時」の予定です。参加費は各回500円です。
・シーズンパス(3900円)を購入された方は、全11回の講演すべてにご参加いただけます。
・さらにシーズンパス購入者には、これまでのトークすべてを高画質の動画でいつでもご覧いただけるアーカイブページへのアクセス権を差し上げます。アーカイブページは毎週、オンライン旅トークの終了後に更新されます。
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【今後の予定】
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06(10月7日) バングラデシュ
07(10月11日) アフガニスタン・モロッコ
08(10月14日) リキシャで日本一周
09(10月18日) インド1
10(10月21日) インド2
11(10月25日) ユーラシア一周の旅
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【講師プロフィール】
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三井 昌志(みつい まさし)
写真家。1974年、京都市生まれ。アジアの辺境をバイクで旅しながら「笑顔」と「働く人」をテーマに写真を撮り続けている。2020年には8度目のインド一周バイク旅を敢行。出版した著作は「渋イケメンの旅」(雷鳥社)など10冊。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2018グランプリ受賞。
公式サイト「たびそら」 http://tabisora.com/