カラフルな原色が好まれるインドでは、サリーを鮮やかな色に染める工場がいくつもある。色を作る仕事人。それを着て働く人々の姿を集めました。
 

グジャラート州にあるサリーの染色工場。様々な色と柄をスクリーンプリントという技法でプリントしていく。機械化も進んでいるが、職人たちの手作業も廃れてはいない。(インド2016)
 

スクリーンプリントは1辺1メートルほどの四角いスクリーンに化学染料をのせ、上から圧力を加えて柄を染み出させる技法だ。職人には正確性と力強さが要求される。(インド2016)
 

タミルナドゥ州の染色工場で赤い糸を染める男。どぎついほどの発色の良さが求められている。(インド2016)
 

染め上がった色とりどりの糸を牛車の載せて運ぶ。牛の角もカラフルに塗られている。(インド2016)
 

モスクの壁にネットカフェの広告を描くペンキ屋。伝統とモダンの不思議な融合だ。(インド2016)
 

オリッサ州の小数部族が住む村で座っていた女。サリーだけでなく家の壁も明るい色に塗るのがインド流だ。(インド2016)
 

ラジャスタン州に住む牧民ラバリ族が一堂に会する祭りの会場。白か赤のターバンを巻くのが部族の正装だ。(インド2015)
 

ショッキング・グリーン!インドの街で全身緑色のおじさんを発見。よくそんな色の服が売ってましたね。(インド2015)
 

レンガ工場で働いている女たちも色とりどりのサリーを着ている。(インド2012)

精米所でお米を天日干ししている様子。たくさんの女がトンボを使って太陽の熱がまんべんなく行き渡るようにしている。(バングラデシュ2008)
 

道路工事の現場で働く女のサリーもとても派手だった。(インド2015)