6月17日に行われた「帰国報告会@渋谷」と、6月24日に行われた「帰国報告会@福岡」は、どちらも盛況のうちに終了しました。熱気に包まれた会場で、旅の素晴らしさを伝えるトークを披露できたと思います。ご参加のみなさん、本当にありがとうございました。

 今週末には名古屋と大阪に行きます。6月30日の「帰国報告会@名古屋」と、7月1日の「帰国報告会@大阪」でも、旅と写真の魅力を伝えるトークを披露したいと思っています。2会場とも残席はまだあります。ぜひ「三井昌志の写真教室」と合わせてお申し込みください。

 

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参加者の感想

インドや周辺の南アジア諸国の、大都市から遠く離れた町や村で、誰にも顧みられることなく働く市井の男たちの中に、「バーフバリ」も顔負けの凄みのあるかっこよさを見出し、撮影してまとめた「渋イケメン」シリーズの写真集で知られる写真家の三井昌志さんが、福岡で帰国報告会を開催されたので、参加してきた。

報告会は、まずミャンマー編で幕を開ける。
特に激しく迫害され貧しい暮らしを強いられ、時には住むところも奪われて難民とならざるを得なくなっているロヒンギャたちの住む町村で撮影した作品を見せていただきながら、山々に阻まれた厳しい土地で、肉体を頼りに生きていくしかない厳しい現実についてお話があった。

差別や偏見のない社会を目指すにあたっては、お互いの顔を見て、知ることが最低限のステップだ。
三井さんはこのように話した。
同じ国民であるはずのミャンマー人たちの中でも多数派を占める仏教徒の中には、ロヒンギャたちの住むところに行ったこともなければ、自称高僧によるデマや憎悪拡散を、仏教の宗教的慣習(偉いお坊さんの言うことは正しいという盲信)から鵜呑みにしている者も多いという。
無知が最大の脅威を生み出しているというのは、日本でもインドでも見られることだ。
ロヒンギャたちの淡々とした、しかし悲しい旋律が流れるような暮らしぶりのほかにも、マンダレーなど日本人もよく足を運ぶ都市で修行に励む、愛らしい小さな尼僧さんたちの写真など、心温まるものも多くあった。

代わってインド編は、バイクにまたがった三井さんがiPhoneを片手に撮影したというロードムービーで幕を開けた。
撮影時の興味深い、楽しいエピソードを交えながらも、圧倒的な迫力の写真たちには引き込まれるばかりだ。
豊富な渋イケメン写真はもちろん、最近急にサリー熱が再燃しているわたしは、村の女性たちの鮮やかなサリーの模様や素材に釘付けだった。
いずれも旅人としての俯瞰的な視点と、農村部に生涯暮らす人とじっくり交わった経験を併せ持つ、三井さんにしか表現できない独特の写真だ。
およそ2時間半もの長時間をまったく感じさせない、内容の濃い帰国報告会を堪能したが、三井さんの写真はもちろん、そのストーリーは、心動かされ、揺さぶられるものだった。
そして、三井さんしか撮ることができない人々の日常や、一瞬の美しい表情はすばらしく、日本はもちろん、インドの都市部、また全世界に、感動はもちろん、問題意識も分かち合いたいなと心から思った。(陽子さん

 


 

もっと早く三井さんの写真教室を受けたかった!というのが正直な感想です。
そこらの写真教室や本を読むだけでは得られない、旅をする中での実用的なテクニックを伝授していただけて本当に為になりました。旅をする中で私自身も、三井さんのように、その地域に暮らす普通の人々の普通の暮らしを切り取って行きたいと思っています。やはり、どんなに美しい景色よりも、どんなに有名な建築物よりも、ありのままの“人”や人の日々の営みの美しさに何よりも魅力を感じます。ですが、人々の何気ない日常を撮影するのは、慣れない自分には簡単なことではなく…。絶好のタイミングを逃して悔しい思いをしたり、せっかく撮らせていただいても自分の技術が未熟で思うように被写体の魅力を引き出せなかったり、、。
三井さんのお話を聞き、次からの撮影旅行はひと味もふた味も違ったものに出来そうで、なんだかワクワクしています。
また、ちょうどステップアップしてフルサイズ一眼カメラに買い換えようと思っていたところでしたので、「これからの時代はミラーレス」というお話を聞けたこともよかったです。 (塚田さん)

 


 

私は普通の金融機関に勤める会社員です。
忖度が横行し、どこかの政治家のような発言をする上司に囲まれて仕事に疑問を抱いた時に渋イケメンに出会いました。自分にとって仕事する人がカッコいい!というのはこんなイメージだと感動しました。
撮影の過程で渋イケメンがカメラに気付いた時には可愛い表情になったり、被写体との駆け引きや本では見えないことが何よりも楽しめました。
写真教室では、気負わず撮ることが一番と感じました。
プログラムオートでも良いなんてびっくりしましたが、その方が最初は良いし、広角でぐーっと被写体に近寄ることなどやってみたいことが明確になりました。光の方向や構図はカメラを持ち歩いてなくても考えられるので日々の風景の味方も変わりそうです。
観光地から2キロ離れて歩いてみたいです。
これからも三井さんの写真を楽しみにしています。
お気を付けて旅を続けてください。
牛を愛おしく抱いたおじさんと牛のトロンとした目が忘れられません。。。 (竹内さん)

 


 

3月のバラナシ撮影ツアーに参加させていただき、インドの強烈な日差しや埃っぽい空気、街の喧噪等を体験した後なので、
各地のお話を一層リアルに感じることができました。
初インドの旅は、財布を盗られたり腹を壊したりで結構ハードでしたが、なんとなく再び行ってみたい気分になってきます。
ロヒンギャの問題は報道等で多少の知識はあったものの、現地の実情を伺うとシリアス過ぎて胸が痛みます… (太田さん)

 


 

技法と精神の両面でとても勉強になりました。
今まで構図を整えるため自分が動くことはあったのですが、
光を読んで動くという発想がありませんでした。
また、作品作りに博愛は必要ないし、撮らされもダメというのも共感できました。(渡邉さん)