世界遺産にも登録されているラオスの古都ルアンプラバンで毎朝行われている托鉢は、信仰確認のための神聖な儀式だ。
ラオスの山村の人々は、山や川に分け入って、燃料や材木や動物の肉を得ている。文字通り、自然と共に暮らしている。
ノーンキャウに行くには、ウドムサイという町までバスで行って、ピックアップに乗り換えなくてはいけない。
まだ二十歳そこそこの女の子が、ビール瓶を奥歯でくわえて「シュポ」っと栓を抜いたのには驚いた。
「東南アジアの田舎」とも呼ばれるラオスの中でも、北部の山岳地帯は特に貧しい地域だった。
国境の町チェンコーンから渡し船でラオスへ。スピードボートでメコン川を遡り、シェンコックに向かった。
エアコンはずっとスーパーの乳製品コーナーのようなマックスパワーの冷気を出し続けていた。