いま、本当に伝えたいことを、生きた言葉で語りたい。
年に一度の特別なトークライブ「三井昌志・帰国報告会」と「写真教室・初級編」を6月23日に大阪・十三で開催します。
今回お話しするのは、昨年11月から今年3月にかけて旅したミャンマーとバングラデシュとインドについて。披露するエピソードは、ほとんどがツイッターやブログに書いていない新鮮なネタばかりです。きっと旅に出たくなる。もっとアジアを知りたくなる。そんな学びと驚きに満ちた2時間です。
バイクで7周もしたインドは、もはや僕の「ホーム」と呼べるような土地になりました。インド人の考え方、インド流の交通カオスにも慣れてきて、イライラすることや腹立たしい出来事は減りました。しかし、それでもインドはインド。この「何でもありの国」では、僕の常識を見事に裏切る不思議な出会いの数々が待っていたのです。今回もまた、何度旅しても飽きることのないインドの魅力について、たっぷりと語ります。もちろん「渋イケメン」と「笑顔」という僕が長年取り組んでいるテーマに基づいた作品も多数披露します。
今回の旅で新たにトライしたのが、アクションカメラGoProによる動画撮影。ヘルメットやバッグに取り付けて撮った主観的な動画によって、バイク旅のリアルな迫力をお伝えします。またグーグルマップをフルに活用して、インドをよりディープにより自由に旅する方法も紹介します。ハイテクとローテクを上手く組み合わせることで、旅の可能性が大きく広がりました。
バングラデシュは長いあいだ「世界でもっとも貧しい国」と見なされていましたが、近年はその状況にも変化が見られます。バングラ流イノベーションの象徴とも言えるのが「漕がないリキシャ」の登場。電動モーターとバッテリーによって、かつての苦役が快適なモビリティーに変化しつつある様子をレポートします。
今年2月には、日経ナショナルジオグラフィック写真賞を受賞しましたが、今回の旅でもミャンマー西部ラカイン州に住むロヒンギャの村を再訪し、人々の日常を記録しました。ロヒンギャ問題はいまだに解決の糸口さえ見えない厳しい状況にありますが、絶望の中にあるわずかな希望の光を探して、村を歩き回りました。報道されることのない「忘れられた人々」の声を拾い上げ、彼らが持つ「誰にも奪うことのできない生きる力」を伝えます。
みなさんからの質問にもどんどんお答えします。もちろん初めて参加する方も大歓迎です。ぜひお友達と誘い合わせてご参加ください。(報告会終了後には「写真教室・初級編」も行います。こちらもぜひご参加ください)
※報告会2018と報告会2017の感想はこちらをご覧ください。
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【講演内容(の一部)】
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・牛vs山羊。インドにおける二大家畜の勢力図。かわいすぎる山羊のポートレートに目覚めた写真家。
・踊り出すマイケル。一人カラオケ。脱ぎたがる人。テンションが高すぎる「俺を撮れ!」の人たち。
・先住民が住む土地オリッサ州の山奥の村は、カリフラワーで発展していた。
・戦いと殺戮の女神カーリーが降りてきた女。予言者が語る未来とは。
・「渋イケメンの国」で静かに進行する女性たちの社会進出。
・GoProで紹介。僕はこんな風にインドを走り、こんな風にインド人を撮っている。
・グーグルマップの活用法。「鳥の目」を得たことで、旅の自由度がさらに上がった。
・人口密度は日本の3倍。超過密国家バングラデシュの人の力に頼った暮らし。
・電動リキシャが起こす「静かな」革命。漕がないリキシャがバングラを変える。
・働くことは生きること。ロヒンギャの村で目撃した厳しい現実と、そこにある光。
・写真の原点を思い起こさせてくれたロヒンギャの子供たちの笑顔。
・なんくるないさー。バイク修理ができなくても、僕が平気でいられる理由。
・質問コーナー(みなさんからの疑問・質問に徹底的に答えます)
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【日時と場所】
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2019年6月23日(日) 11:00~13:15(10:45受付開始)
阪急「十三」駅より徒歩3分 [JEC日本研修センター・会議室D](地図)
参加費用:2500円
※報告会終了後には「写真教室・初級編」を行います。
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【お申し込み】
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報告会への参加をご希望の方は、件名に「帰国報告会@大阪・参加希望」と書いて、メールをお送りください。( masa@tabisora.com )
メールには、お名前(複数参加の場合は、全員の名前)と、参加希望日と会場を明記してください。後ほどこちらから確認のメールをお送りします。もし二日以内に返信が届かない場合にはその旨をお知らせください。docomoやezwebなどの携帯電話会社のアドレスから送信される方は、PCメールの受信を拒否する設定になっていないかご注意ください。
申し込みの締め切り日は報告会前日までですが、会場が定員に達した場合には、その時点で申し込みを締め切らせていただきます。予めご了承ください。
写真教室・初級編
報告会終了後に「三井昌志の写真教室・初級編」を行います。撮ること、旅することがもっと好きになる。そのためのノウハウや心構えを伝授します。
この写真教室は2011年から毎年開催していますが、今回はさらに内容を充実させて、旅写真と人物写真の撮り方をより詳しく、よりわかりやすく教えます(前回の感想、前々回の感想)。
デジタルカメラやスマートフォンが普及したことで、写真は特別なものではなくなりました。シャッターさえ押せば、ある程度きれいな写真が撮れる時代です。写真に対するハードルはとても低くなりました。
それでも、「どうして自分には印象的な写真が撮れないんだろう?」と感じている人も多いはず。この教室では、そんな写真初心者の方に「最低限知っておきたい知識」と「いい写真を撮るための心構え」をレクチャーします。
前半の「基礎レッスン」ではカメラ操作の基本をわかりやすく解説。
難しい専門用語はなるべく使わずに、「初心者にありがちな失敗を防ぐこと」と「よい写真を撮るためのポイント」に絞ってお話しします。「デジカメの機能が複雑すぎて使いこなせない」という人のために必要な知識やテクニックも解説します。
後半の「応用レッスン」は実際の撮り方について。
構図の作り方、光の見極め方など、印象的な写真を撮るための「キモ」を、僕の作品をご覧いただきながら解説します。写真を撮るために一番大事な「感性」を磨いていただきます。
また、旅先でスナップやポートレートを撮るためのノウハウを披露。良い表情の引き出し方や、三井流の旅の仕方、被写体へのアプローチの方法なども併せてレクチャーします。
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【日時と場所】
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6月23日(日) 14:00~(13:45受付開始)
阪急「十三」駅より徒歩3分 [JEC日本研修センター・会議室D](地図)
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【スケジュール】
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14:00 「基礎レッスン」開始 (13:45受け付け開始)
16:00 「応用レッスン」開始 (15:45受け付け開始)
18:30 終了予定
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【受講料】
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基礎レッスン…3000円
応用レッスン…4000円
どちらか一方だけを受講することもできますが、可能な限り二つを通して受講(の場合は7000円)されることをお勧めします。(受講料は当日お持ちください)
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【講義の内容】
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*基礎レッスン
・これだけで「写真が変わる」三つのポイント
・手ブレやピンボケ。失敗写真を防ぐためのテクニック
・カメラ選びのポイントとカメラ操作の基本
・レンズ画角と絞りの関係を知って、表現の幅を広げる
・写真のセレクト方法、保存方法、色補正・レタッチ、プリントについて
・質疑応答
*応用レッスン
・構図の作り方、考え方
・光の見方、選び方
・いい表情を撮るためのコミュニケーション術
・決定的瞬間をものにするための歩き方
・写真家として心がけてきたこと
・質疑応答
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【対象者】
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デジタルカメラをお持ちの方なら、どなたでも参加できます。(デジタル一眼レフまたはミラーレス一眼カメラが望ましいですが、コンパクトデジカメでもスマートフォンでもOKです)
「写真に興味はあるけれど、どう撮ればいいのかわからない」という初心者の方から、「いつも旅先にカメラを持って行くけれど、思い通りの写真が撮れない」とお悩みの方まで。「写真教室は初めて」という方にも気軽に参加していただけるフランクな教室です。
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【お申し込み】
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件名に「写真教室@大阪・参加希望」と書き、本文に以下の内容(コピーしてメールに貼り付けてください)をご記入の上、メールをお送りください。
e-mail: masa@tabisora.com
後ほどこちらから確認のメールをお送りします。もし二日以内に返信が届かない場合にはその旨をお知らせください。docomoやezwebなどの携帯電話会社のアドレスから送信される方は、PCメールの受信を拒否する設定になっていないかご注意ください。
なお、定員に達した場合には、事前にお申し込みを締め切ることがあります。
・メールに記入していただく内容
お名前(複数で参加する場合には人数分) :
どのレッスンに参加しますか? 【基礎レッスン】 【応用レッスン】 【どちらも】
同日11時から行われる帰国報告会に参加しますか? :
使用カメラ :
当日ぜひ聞いてみたことは何ですか? :