宿ではいつも一人だけど、町を歩けば「元気か?」「どこからきた?」「写真撮れよ!」と次々に声がかかる。
飽きることが奨励され、変化するもの、新しいものに価値をおく。そんな日本にいるとちょっと疲れる。
インドの道路を走っている限り常に危険と隣り合わせだし、バイクはしょっちゅう故障する。「安全」「快適」とは真逆の旅だ。
「ずっと若者でいたい」と思っているわけではない。いつかは必ず僕にも体力的な限界が訪れるだろう。でも今はまだ、そのときではない。
「平井堅がインド人にそっくり」というのが話題になっていますが、逆もまた真なりってわけで。
プリーで泊まっているのは伝説の日本人宿「サンタナ・ロッジ」だ。1泊2食付きで250ルピー(500円)という激安プライス。