2018年7月に初めて訪れたラダックの風景は、僕がよく知る平地のインドとはまったく違っていました。とにかく空が青くて、光が透明で、人が少なくて、山羊やヤクの姿ばかりが目につく辺境の地。
そんなラダックで撮った写真が「LADAKH LADAKH」という写真集になりました。今回は僕を含めた6人の写真家による合作です。参加したのは鮫島亜希子さん、角田明子さん、中田浩資さん、関健作さん、松尾純さん、そして僕。それぞれの個性や撮り方の違いが際立っていて、いろんな味が楽しめる幕の内弁当的な一冊になっています。
ラダックってどんなところだろうと興味をお持ちの方はもちろんのこと、ラダックを何度も訪れている人にとっても驚くような内容かもしれません。これが同じラダックなのか、と。モクモク(餃子)、かわいいおばあちゃん、屈託のある若者。それぞれが視線を向ける対象が違っていて、光も色も違う。「写真って面白いなぁ」と改めて感じるような刺激的な内容です。
一般の書店には流通しない、部数限定の本です。ぜひこの機会にお買い求めください。
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写真集「LADAKH LADAKH」について
【購入方法】
一般の書店には流通しない部数限定の本ですので、「たびそら通販部」からご購入ください。
■著者(50音順)
鮫島亜希子(さめしま あきこ)
東京生まれ、インドネシア育ち。日本大学芸術学部写真学科卒。藤代冥砂氏のアシスタントを経て独立。ポートレートやライフスタイル、旅撮影を中心に、広告、雑誌などの分野で活動中。
http://www.akikosameshima.com/
角田明子(つのだ あきこ)
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。フリーランスのフォトグラファーとして、広告、雑誌、書籍、写真展開催など、さまざまな分野で活動中。
http://www.akikotsunoda.com/
中田浩資(なかた ひろし)
1975年徳島県生まれ。大学休学中の1997年に渡中。2年間の北京滞在中、通信社にて報道写真に携わる。帰国後、会社員を経て2004年よりフリーランス。旅写真を中心に雑誌や書籍などで活動中。共著『週末アジアでちょっと幸せ』(朝日新聞出版『)不思議列車がアジアを走る』(双葉社)ほか多数。
http://nakata-photo.jp/
関 健作(せき けんさく)
1983年千葉県生まれ。順天堂大学スポーツ健康科学部卒。2007年から3年間、青年海外協力隊の体育教師として、ブータンの小中学校で教鞭を執る。 2011年から写真家として活動を開始。人間の内面を表現するドキュメンタリー作品を制作している。著書『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』(径書房)、『祭りのとき、祈りのとき』(私家版)。APA(日本広告写真家協会)アワード2017文部科学大臣賞、第13回名取洋之助写真賞受賞。
https://www.kensakuseki-photoworks.com/
三井昌志(みつい まさし)
1974年京都市生まれ。東京都八王子市在住。アジアの辺境をバイクで旅しながら「笑顔」と「働く人」をテーマに写真を撮り続けている。2019年には7度目のインド一周バイク旅を敢行。新刊「渋イケメンの世界」(雷鳥社)は渋イケメンシリーズの第二弾。旅の経験を生かしたフォトエッセイの執筆や講演活動を精力的に行う一方、広告写真やCM撮影など、仕事の幅を広げている。日経ナショナルジオグラフィック写真賞2018グランプリ受賞。
たびそら http://tabisora.com/
松尾 純(まつお じゅん)
女子美術大学デザイン科卒。50以上の国と地域での撮影経験を持ち、世界各地の辺境で暮らす人々をテーマに取材を続けている。ニコンカレッジなどでの講師のほか、書籍や雑誌など多方面で活動中。著書『クゼゥゲ・クシュ』(私家版)、写真提供『夜明けの言葉』(大和書房)など。
http://junmatsuo.jp/
モデレーター:山本高樹(やまもと たかき)
著述家・編集者・写真家。2007年から約1年半の間、ラダックに長期滞在して取材に取り組む。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)、『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』(ダイヤモンド・ビッグ社)ほか多数。
http://ymtk.jp/ladakh/
ラダックに関するブログ記事をまとめました
ラダックの空は青かった
絶景の湖・パンゴンツォ
ラダックの渋イケメン
ラダックの祭りと仏教文化
ラダックのゴンパとタルチョとチョルテンと