マザーリシャリフからヘラートへの長い道のり
道のりがハードになるほど、得られるものが大きくなる。アフガニスタンとはそういう土地だ。
道のりがハードになるほど、得られるものが大きくなる。アフガニスタンとはそういう土地だ。
死ぬことは別に怖くはなかった。父さんや母さんにもう会えないんだな、と思っただけだ。
バーミヤンの男達はとても存在感があった。農夫の顔には彫刻刀で彫ったような深い皺が刻まれていた。
ジャララバードと首都カブールを結ぶ唯一の公共交通機関は乗り合いハイエースだった。
ペシャワールの「ツーリストイン・モーテル」には、アフガニスタンへの陸路入国を試みる旅行者が集まっていた。
何よりも強調したいのは、アフガニスタンがとても美しい国だということだ。
公の場にはカーストは存在しない。しかし人々の間には、カーストによる差別意識が残っている。
トイレに行きたくなったら、その辺でする。村人もその辺で適当にやっているから、それに習えばいいのだ。